リミッターを切れ

ジグソウ8ヶ月連続会場限定音源発売記念ゾロ目2マンSHOW「ジグソウパズル-DAY OF SHOWING THE SAME NUMBER-」

11月14日@HOLIDAY SHINJUKU

「いつなんどき誰の挑戦でも受ける!!」企画第5弾

・ジグソウ
ベースが良いときいていたのにべースがやめたときいてちょっとどうかしらとも思ってはいたが
めちゃ良いじゃない君たち、、という感じだった
世界観な
赤い糸でステージを遮断してたり、人形なのかな、みんな、動きがそんな感じで
かと思えば上手ギターの頭弱そうなMCが逆に良かったりした。
ボーカルはTHE世界観って感じで良かった
下手に演説台置いてその前にボーカルが立ってた。センターは不在。ドラム。
上ギが、ボーカルのとこにあるライトを点灯できるように足元に設置したボタンで操作してた。
途中で赤い糸につながれたボーカルの糸を上ギがはさみで切って、下手にいるボーカルが自由に動き出すなどした。
ベースは結局同期だった
ドラムは普段聴かないような音がしておもしろかった。
演奏などはともかくとしてやりたいことある人は良い。
振りもきびきびしてて格好良い。懐中電灯とか旗とかも使ってた。すきなやつやん。
あとのっけから逆ダイ曲なの、もはやおもしろすぎて、最初からもう嫌いじゃないなってなっちゃった。




・えんそく
すきな方の茶番だった。
ライヴ自体もとても良かった。
「ジグソウ」に合わせて映画のソウの茶番。
幕が開くとミドさん(血まみれのハゲ)がお立ち台で死んでいる
クラオカさん、しんさん、じょいさんが手首をガムテープで縛られていて
じょいさんだけはずれるじゃんと言うけどあとの2人が助けてーってしてる
しばらくすると自転車に乗ったぶうさんがジグソウのメイクでやってきてじょいさんにこれをやらないと2人が死ぬといって
ポケットから、「ポケットに入れて絡まったイヤホン」を渡してとかせようとしていた。
茶番→曲→茶番→曲 で、そのたびにミドさんが死んでいて
じょいさんはあと小さいペットボトルのコーラをいっきのみしたあとらりるれろって言わないと2人が死ぬというのをやっていた。
そしてミドさんがそのたびに起き上がって「ゲームオーバー」って言ってた
「おめえらここに並べ!」「茶番やるのはいいんだけどしつけんだよ!」「こないだ話し合ったばっかりだろ!」とじょいさんがキレていた。
「ソウはシリーズがたくさんあるから、ぼくらも全部やりたいんです」ってミドさんが挑発的に言っていた。
ぶうさんがずっとじょいさんのこと「ハロー、アマンダ」と呼んでいたから「アマンダって誰だよ!じょいさんって呼べよ!」と言っていて、そのつっこみがなんかすごく良かった。
そしてお祈りタイムが茶番の怒られてる途中にはさんできて、良いやつだった。
そのあとしばらく怒られてから、茶番は終了したけどメイクはそのままで、ずっと面白かった。
「茶番長いっていうくせに説教長くないすか?!」
ぶうさんよりも私は、ふとすると視界にミドさんが入ってきてしまって、血まみれのハゲが元気よくベースひいたり煽ったりしてるの観る度に爆笑してしまった。ぶうさんはぶうさんでいつも通り格好付けて、かと思えば人形のカクカクした顔をしたりして面白かった。
ハコでこんなに笑ったのは100年ぶりだ。ぶうさんのシュレックのときは越えないけど、単純に見た目が面白おかしくて笑ったのは久しぶりだなって思った。
茶番これ以上やってたらブチギレてたけど丁度良かった。
ただ、曲と交互に茶番やると、いちいち盛り上がりがぶつ切れてしまいもったいないなと思う。
そのあとのライヴもとても良かったが、盲点色は流れ的にむりやり感があってもったいなかった。

行ってないとなんのこっちゃで、見た目で騙されるかもしれんが、ライヴ自体はとてもアツくて良かったんだよ。
あの頃大人は何も教えてくれなかったから、という話などもしていた。
何も教えてくれなかったから、怒鳴り散らしてお客に殺気を向けまくって、ときには客席に直接行ったって。
Dancers.はこういうハコでみたかったのでうれしかった。
あとやっぱホリデーでやるツンドラ、めちゃくちゃ高まる。久々に良い方のツンドラだった。
空気が変わる方のツンドラ
どこかで、「最前みせつけてやれ」って叫んでいて、それがすごく良いと思った。
さんざん煽りちらしたあとの12モンスターズは、喜び分かち合いタイム。ということにした。


茶番もすきなやつで、ライヴもとても良かったんだけども
メリープの時もだけど、やる前からあきらかに相手のバンドもお客も下に見すぎていて
それが茶番という形に出ちゃってるなあと、いうのが勿体ない。
すごく良かったけど、今日じゃないよね、っていう。2マンだぞ。
ぶうさんがMCで「これで来たこと後悔してる」とも言っていた。
だったら最初からなめてかかるなと言いたい。
相手によって戦い方を変える、というのは賛成できるが、どんな相手でもちゃんと戦う姿勢はみせてほしい。
一番大切なのは、姿勢だと思うから。

「全員に楽しんでほしいけど諦めちゃうときもある」というような事を言っていた
おそらくだが、向こうのお客の反応がいまいちだったのだと思う。
でもそれって、向こうのお客を切り捨てたライヴをした自分たちも悪い。

しかし、良いライヴではあった。