2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

メモ

何も感じない それが死

ペガサスの挽歌

ペガサスの挽歌 (シリーズ 日本語の醍醐味 4)作者: 皆川博子,七北数人出版社/メーカー: 烏有書林発売日: 2012/10メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見る「ペガサスの挽歌」 老いぼれるのではなくて、ある日、突然、あなたは死ぬの…

必要の無い私

死に切れない程度の悲しさで明日を生きるのだ

砂のようにこぼれていく 何の言葉も出てこなければ 何も生み出さない 感動だけの積み重ねで 擦り切れていく 砂のように、 家のように、 温度の無い音が ひけないギターが 描けない絵柄が 内側から 最悪の瞬間が 繰り返される 死に切れない程度の悲しさで明日…

中国女

昼間眠りに落ちる。金縛りや、意識が遠のく寸前の、薄目を開けている瞬間など そういう時に、部屋になにかがいるような気がするときは無いか。 そういったものは大概「見間違い」だ。 棚の上の時計やカーテンが、「赤い案山子」や「黒い海坊主」に見える。私…