夢の先へ行きたくて飲めり込んだ

This is a 大計画3

9月18日 ESAKA MUSE

えんそくとリフリッチは、お互いにお互いを本当に尊敬しあっていることが全身から伝わってくるのでとても良い。
久我さんはえんそくのその「アーティスティック」な部分を一番最大限にくみ取ってくれているし、私はえんそくを通してまたリフリッチのその異様なアーティスト性を知ることができる。
言葉を使って最大限にそれを伝えてくれるのはもちろんとてもグッとくるのだが、
やはりお互いがお互いに、ライヴでそれらを表現してくれているところが、とてもうれしい。
ツーマンの何たるかをしっかり態度で示してくれている、ツーマンのあるべき姿という感じがして、ますますすきになる。ツーマンって、こういうことだよ。
この先100回でも200回でもこの大計画に乗っかっていきたいと思う。


・えんそく
ツーマンとしてのアリス始まりがぴったりだと思った。
カチカチとギター隊が歩み寄り、その真ん中に帽子屋が収まるのがすき。
でもこの日はやっぱりデジデリオとDancers.だった。

デジデリオはすきすぎて感覚が異常になる。五感のすべてを使って全身でそれを感じ取る。デジデリオはじょいさんのギターが特にすきで、いつもより倍の聴覚でそれが聴こえてくるから怖い。デジデリオがはじまると、景色が淘汰されて世界が無音になるようで、その中で4+1人の音だけが鳴り響き、私の全身が「デジデリオ」でいっぱいになってしまう。すべての音を全身で感じ取れる。ぶうさんのその動きのひとつひとつをすべて覚えている。「私と君」だけの「美しいままでいられる世界」がそこに確かに存在している。
怖いくらいに入りこんでしまうから戻ってこれなくなる。
それを、Dancers.が引き戻してくれた。だからこの日のDancers.は特に最高だった。
やっちまえのときにぶうさんがクラオカさんを挑発する。クラオカさんもそれに応じる。
Dancers.から放たれる夜の雰囲気がまた「LIPHLICHとの2マン」である良さを引き立てる。

最後のえんそくで、これは終わりなき旅路でひとりひとりを指さすのがとてもすきなんだけど
今回は特に、指さし確認といった感じで、しっかりと、点呼をとるようにしていらして、とても良かった。

狂ったセカイと時計仕掛けの神様もとても良かった。
ぶうさんは、だって、なんだかわからない塗り絵なのに、それなのに、それを全部受け入れてくれるからすきだ。
そんな人この世には1人しかいないんだ。そんなひとここにしかいないんだ。
私はえんそくが一番すきで、一番最高だ。


・LIPHLICH
リフリッチには毎回驚かされる。
クラッシュでつい最近みているはずなのにやっぱりまた何かが違くて素敵でした。
この曲知ってる、という曲が増えてきたんだけど、あれ、この曲ってこんな印象だったかな?と思うものが多くて。
デリカテッセンの曲がすきなの。包丁じゃなくて飽聴なのか。
いつも感じるつやっぽさよりも、もっと熱い「ロック」を感じられたのが良かった。
久我さんは恥ずかしげも無く相手をべらぼうに褒める。本心を言うことに躊躇が無い。尊敬できるバンドマンだと感じる。
「えんそくが居なくなったら泣いちゃう。いや泣かない。だって無くならないもん。」
戦友という言葉がふさわしいかも。久我さんを通して私はえんそくを誇りに思う。うれしかった。
印象に残らないアーティスト、とはっきりおっしゃっていて、えんそくだけは3年経っても「えんそく」だと認識してくださっていて、そのお話しがとても良くて。リフリッチもしっかりそれを体現しているから尊敬できるんだ。
それに、むやみにお客に水をぶっかけないバンドは推せる。
UFOの動きをしてくださったのもうれしかった。久我さんは、お客が一心不乱にインベーダーダンスをする様をみて途中で耐えきれなくて笑ってしまっていて、ありがとうございますという気持ちになる。
新井さんのギターを弾く姿を観るのがすきです、彼の指の動きとても面白いんだよね。クラオカさんと同じで、顔で弾くタイプだよね。途中から、どのあたりだったかな、新曲あたりからそれがもっとグッと熱くなっていてそれが良かった。
楽しかった。ありがとうございました。


・セッション
マニックピクシーを歌うぶうさんはもうなんかもうあかんやつ
すごい、全員が全員に余すとこなく絡んでいけるバンド同士なのがすごいなと思う。片寄無くみんながみんなとくっつく。
ぶうさんがたっきーの帽子と自分の帽子を指さして、一緒一緒!ってやってて、良かった。
あのさあ、あの、なんかじょいさんが馬になってそのうえをクラオカさんが馬乗りになっている状況を誰か説明してくださいありがとうございますどうしてこうなったもっとやれのやつだった
気付くとじょいさんはクラオカさんをおんぶしていらして、なんでしょうか。腕とかなんかしびれてったかな?深々と描いているのかな????目が忙しかったです。
ぶうさんはセッションのときが特に一番楽しそうな笑顔をしていらしたのでそれが最もうれしかったです。
ありがとうございます。東京編が楽しみすぎる。



良いお写真ばかりで癒される。