頭もげるまでヘドバン 首千切れるまでヘドバン

えんそくワンマン「ゴリラの丘」

3月15日 本八幡ROUTE14

知ってる?本八幡ROUTE14って行ったことある?すごい変な会場なんだよ。
ビルの一室にあって、まるでライヴハウスと言えないようなへんな形なの、いうなれば三角形でね、うしろに居たらステージはまるで見えないし、下手がなんだか奥まっていてヘンだし、前にいてもスピーカーがガンガンで耳がイカレちゃうし。真ん中は段差が微妙でこけちゃうし!天井も低いし、ステージも低いし、ステージの方向も変だし!
そういう、どこにいても悪条件みたいな最悪のハコで最高なライヴをしてくれて本当にうれしかった。
ここで、やった意味がすごくよく伝わって来た。

彼らがえんそくであり続けるということ、あらゆるタイプの「ハミ出しもの」に向かって歌い続けるということ。
そういうものが特に全面に出ていたライヴだった。気持ちが良かった。
「「意味」はわからんが「意義」のあるライブにしよう。」
意味も意義もそこにはたっぷりあったんだけれど、そんなことはどうでも良い。さいこーがいちばん最高だ。我々は、楽しむだけ。何も無くただひたすらにアッパラパーになれることがとても大事。

登場して、目をつむって、祈りをささげていた。
みんなとても美しかった。美しい祈りだった。
どこにいたって、届いていると思います。

ゴードンの光る棒はあらかじめ天井につるされていて、今日は無人でそこをぐるぐる回るのかな?と思ったらちょっと違かった。すっごく狭くて、ぎゅうぎゅうで全然進まない瞬間があって、アルタ前でもこんなぎゅうぎゅうだったなあと思い出した。「超」じゃないところが良かった。

ツンドラで、まだヘドバンじゃないのにぶうさんが「頭振れ」とおっしゃるものですから、みんなしてフライングヘドバンしたら
「はい、先取りした。みんな俺の言うことよくきいて先取りよくできました、愛してるよ」とおっしゃっておりました。
あああ愛してるですと。

飛ぶと天井に手がくっつくのが面白くて、飛ぶたびに天井をペチペチしていたら手がベトベトになって笑った。

ウシノシタ団のテーマうれしかったなあ。今日やってくださって本当に良かった。

バンギャルラはたった1人の少女のために。
ハイウェイはここに居るみんなのために。
「気づけるように、ここまで声を届けてくれ!」
体中ボロボロだけどこの想いは本物。だから気づいてくれる。絶対に気づいてくれようとしてくれる。

どこにいても楽しめるのがえんそくのライヴ
それを全身で伝えようとしてた。
ここ、にいるみんなはもちろんだが、会場に来れないけれど応援してくれているひとの分も。届くように願うように。今日は特に丁寧に。

最初のゴリラの丘
「ゴリラの丘で今日は一緒に楽しく騒ごうよ」という感じの歌詞にしていてとても良いなあと思った。

最後の超ゴリラの丘では、明日声が出なくても良いと思ったから声を全部捧げた。
ゴリラがもう、丘で待たなくて良いように。

ゴリラももちろん良かったけれど、今日は
バンギャルラと最後のえんそくが特に良かったかなあ。すきだなって思った。だいすき。

残念ながら私の頭はちぎれないけれど、首も腕もすきなだけ持ってって欲しい。
「死ぬまでえんそくすきでいてくれるかー!いや、死んでも、戦闘員でいてくれるかー!」


死というのは
まあ本当の意味ではちょっとむつかしいかもしれないけれど、あらゆる方法で、死という概念を超えることは可能だ。
それを体現しているのがえんそくである。死はいくらでもこえることが出来る。


今日は楽しくて全然覚えてねーなー!言葉、いらねーなー!って思っていたのに結構書いてしまった。
おやすみなさい、また明日。良い夢をみれるよ。