アサイラムピース

アサイラム・ピース

アサイラム・ピース

初めて読んだ、思っていたより普通。
「当時」読んでいれば違ったろうが。
日記のようなもの。

この世のどんな人のであれ、良識というものにいったいどれほどの意味があるというのだろう。
その良識を受け入れたために、私はたいへんな苦しみに耐えなければならない状況に追い込まれたのだ。
この苦しみは今も、そしてこれからも続く。いったいいつまで?
―――この苦しみは、いったいいつまで続くのか?

生きるのはつらい。
そんなのはあたりまえだ。
そういう「あたりまえ」の不安と共に生きた証。
のような小説。