言葉と在るものの声
- 作者: 前田英樹
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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言語に関して。
なんとか読んだ。
ピンときたことはたくさんあった
今知りたいと思うことがたくさん書いてあって良い本だった。
メモ
身体は、弛緩の極では、この世界に充満する微粒子の開かれた流れのなかに溶け込んでいく。
たとえば、私たちが死んで土に返るとは、そうしたことである。
しかし、弛緩のその同じ地点が、そのまま収縮(現働化)の方向へと反転した時には、
身体は巨大な記憶を含んだ行動の中心に変わりうる。
言語とは、どちらでもないということ、
究極の弛緩が「物」になって
究極の収縮が「心」になる
無になるとは、
神になること、世界に溶け込むこと。
生きるとは、絶えず言語とともにするということ。
弛緩された言語を放つことが出来れば、
それは 芸術 とかいうものに収縮していく。
私は言葉が苦手だ。