ずっと遊んであげるから

『KIDROOMモンスターズ~子供部屋の怪物達~』

10月30日@池袋CYBER

えんそくが格好良すぎて泣いた
何も見えなくて泣いた
こんなに格好良いのに泣くことしかできない自分に泣いた
柱が邪魔で頭を振ることが出来なくて号泣した
涙で前が見えなくてまた泣いた
えんそくのライヴで最初から最後まで泣くことがあるなんて思わなかった。
ふええんかっこいいよおと言いながらずっと泣いていた。
とにかくえんそくが格好良くて泣いた。
世界はこんなに汚くてとても美しくて
美しいままでいられる世界があることに泣いた
ぶうさんが、「どう?カーテンのうしろ誰かいる?」っていうから、いるよ、って思って私はコクリとうなずいたら、ぶうさんはイエーイって言ってた。
横にはまだ人がいて、彼女はステージがまったく観えて無かったんだと思う。何も観てなかった。
私はかろうじて観えたけど、えんそくはとっても格好良いのにそれを観ることが出来ないひとがいることに泣いた
なんかもうどうしたら良いのかわからなかった。
こんなこと初めてだ
えんそくは世界の99.9%を占めている
だいすきなんだ、愛している。音楽でお金を稼いでほしい。観えるとか観えないとか問題じゃないくらい大きな会場でやってほしい。すきなんだ、愛してる。
惡のミカタが最高だった。愛してるとしか言えない
全員ぶっ殺してやるというぶうさんは格好良かったし
爆弾抱えて渋谷のはろいんに飛び込めというのも格好良かった
最後のえんそくでしゃがむ我々に中指立てるのが最高だった。
愛しているとしか思えなくて、泣くことしかできないことがつらすぎてずっと泣いていた。
頭が振れないことのストレスが大きくて発狂しそうだった。

全部めちゃくちゃにしてさあ
って言われると泣きそうで、泣きそうっていうか号泣だから
12モンスターズという曲がすきすぎて
イルキメラ・キッドは格好良すぎて

私達のために
プラネタリウムを作ってくれるのは、えんそくだ
宇宙だ。

もっと上の方までとか歌ってるのもうおかしくて
上に上に行きすぎていてちゃんちゃらおかしかった。格好良かった。
何度でも書くけど、えんそくはこの宇宙で最も格好良い。
知りすぎた身は本当につらいな、そう、つらいんだよ。

「園児」という慣れ親しんだ名前を捨てて新しい名前「イイコ」とこれから我々は名乗ることになる。
私はこれをとても良いことだと思った。「過去は踏み台にしていかなければならない」とぶうさんはおっしゃっていて、まったくその通りだと思う。会場中がブーイングだった。

映像は開始から笑いが起きていてなんだろうと思った。今笑ってるやつ全員死ねって思った。
私はうれしかった。
仮想現実の装置で「あの日」を観に行こう、と言ってライヴが始まるのだ。
お前らちゃんとわかってんのかよ今日という日はこの日しかなくて
この「新章」突入は、重大なことなんだ、お前らわかってんのかよ
お前たちはいつ死ぬかわからんのだぞ、ボーカルだって急に死ぬんだ
私は常に思う。ぶうさんは急に死ぬかもしれない。私だっていつ死ぬか分からない。轢かれるかもしれない。刺されるかもしれない。病気で、事故で、自殺で、他殺で、事件で、あらゆる可能性がある。
だから私はえんそくがみれるその日が全部大事で全部尊い。
分かってない。当たり前を当たり前だと思うな。

幕が開いてそこにいたえんそくは、私の思う100億倍格好良くて
お前ら全員死ねって思った。ぶっ殺したい。私はえんそくを愛している。




エントランスは絵を描いてもらった。
私は、言葉をもらってはいけないなと思ったから絵にして良かった。
私なんかがもらう言葉は無い。無くて良い。
今日も世界は最低で、そして美しかった。


書きたいことたっくさんあるんだけどとりあえず今日はこれで。
この2日間だけでもたくさんの美しいことがあった。
おまけの一日、それは戦いの日々だ。