感覚の幽い風景

感覚の幽(くら)い風景 (中公文庫)

感覚の幽(くら)い風景 (中公文庫)

身体、感覚について。
感覚というのは身体全体の運動。
「感覚」というとらえどころのないものについてのヒント。
今大事にしなくてはいけないことが少しだけ見える。

距離が消えたとき、そこに起こるのは激突という関係である。

肝に銘じたい。

要するに世界に向けて身を開くことができるというのは、世界を前にしていったん身を閉じることができるということでもあるのだ。