死体と遊ぶな子供達

今日は新宿で映画を観た
映画館は苦手
観終わったあとに劇場に漂う人々の「感情」の波を感じると私は逃げ出したくなるので、あの感じがとても苦手だ。
人々が各々に何かを語ろうとする空気を感じるととても疲れる。
また、大きな画面で観るということは、それだけで入ってくる情報の質も変わってくる。
それは良くもあり悪くもある。
かつてVHSで映画を観続けていた私には、それはとても疲れることだ。
劇場を出たら丁度ゴジラが鳴いていた。
新宿では、1日4回ゴジラが鳴きます。

帰ってから本を読んだ
本を読みながら気付いたら眠っていた
気付いたら眠っていたという状態がとてもすきだ

けれどもやっぱり穏やかではなくて
常に死にたいがまとわりついていて
そういった感情をツイッターで吐露することは「よくない」らしくて
どうにかしなければならない
死ねば良いのかもしれない。

今日みたえいがの感想を書きます。

カメラを止めるな

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結論からいうとまったくおもしろくなかった
ネタバレしない方が良いらしいのでまだのひとは以下読まなくて良いです。
とか書くのも、うすら寒くてちょっとあれなんですけど、
ネタバレ(どこまでがネタバレを含むのかもはやわからない)しててもしなくても同じ感想だったと思いますけど。

普通におもしろくなかったのはなんでかというと多分笑いのセンスがまず合わなかった。
後半で、劇場のみんなたちが笑ってる部分にまったくハマらなかった。
解決編始まる前に大体のネタが分かってしまう感じが私には楽しめなくて
あと普通にこういうタイプのドラマを寒く感じてしまう人間なので特にラストのあたりとかが駄目だったんですけど、
で、私はそういうたぐいの感想を終わったあと言うんだろうな…っていうのを開始5分くらいで悟ってしまったのでもう駄目だな…ってなっちゃった
まずこれもう一回みるんだろうな…だるいなと思ってしまう時点で駄目で、後半になったらここはおそらく「おもしろポイント」になるであろうなという部分がことごとく「伏線」としてはっきり認識できてしまう感じで、そういうシーンがあると全部「ああはいはい…」みたいな感情になってしまった。
そういう分かりやすさが、まず楽しめなくて
1ヶ月後のシーンではまた硬水が駄目とか腰痛とかをひとつづつ置いていくのも面白くなくてああはいはいあとで飲むのね、ああはいはいあのシーンでやたらカメラズームしてたのはそういうことねとか、「もう一度」が始まる前に「小さく」回収されちゃったのも消化不良というか
それ含めて楽しむって楽しみ方もあるんだと思うんだけどそれすらできないまままた解決編が始まって同じものをみせられてうーんそうですねって感じになった。
つまり大きくいって3回「つまらなさ」を体験しなくてはいけなくて、
そういうのが私には単純に向いてなかったです。
笑いのセンス合わなかったのが一番楽しめなかったかも、ネタバレが云々とかよりも。
何が正解なの?って聞いたら、みんなたちはそういうわかりやすいカタルシスを楽しむんじゃない?って言われたけど、最後までカタルシさなかったです、ごめんなさい。

映画というもの自体を観るのに向いてないなって久々に思った。


結果的に、みんなが楽しいと思うものを楽しめなかった自分、だけが残ってつらくなった
こういう感想しか持てないつまらない自分がつらくなったしそのことにつらくなってる自分にまたつらくなった
暗いですね

なんかね、私はそういうとこが駄目なんですよね