ここではもっとノビノビ悩もう
有頂天ワンマンライブ「カラフルメリィ帰還の予感」
5月26日@新宿LOFT
有頂天リハ終了。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2018年5月23日
26日、今度の土曜日は老いも若きも新宿ロフトに集合。チケットまだある。当日券もある。バンドはいつまでもあるとは限らない。昔と違って毎回、次は無いかもと思ってやってる。芝居もそう。きっときっと良いライブにする。ライブハウス初めての方もぜひ。一人で来たって怖く無いよ。 pic.twitter.com/w5JPsaei9V
オハヨウ。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2018年5月25日
まったく嫌な世の中だ。
が今宵は有頂天のライブ。
嫌なことは全部忘れて盛り上がろうなんて言わない。我々はそうした楽団ではないからだ。そうした楽団ならばもっと別の歩み方ができただろう。
せめて、集って、
ここではもっとのびのび悩もう。
カラフルメリィ帰還の予感。
待ってるぜ。 pic.twitter.com/kVjV3bevNC
我々はそうした楽団ではないからだって、最高だよなあこのツイート
有頂天初めてみた!うれしかった。すげえ楽しみにしてた。
カラフルメリィの最初の対話が流れて、幕が開いた
ニュース、カラフルメリィ、とCDの順で。
私は初めて有頂天のライヴを生で観れたから、それだけでくうってなってしまう。
2曲やってからMC
ケラさんが苦しみはじめて
「うっくっ…ってこのまま死んだら、最後にやった曲はカラフルメリィということになる」
「ところでさあうちの猫が一旦箱に入って隠れてから、ものすごい勢いでタックルしてくるんですよ。
あれは俺を壊せと命令されているんだ」
MCはずっとそんな感じだった。
なんかギリギリ私の産まれる前の曲をやっていたりして、そういうのがなんだか不思議な気持ちになった
100年後、のことを考えた。
遠い未来ではない。
カラフルメリィの曲ばっかだと思ったらそうでもなくてうれしかった。
新曲もやっていた。
「曲名はまだ無いからナタリーの記事に「新曲」とか書かれちゃうんだよ、かっこ悪いよね~
だからみんな曲名考えて出る時スタッフに言ってよ。そこから一番かっこいいやつにするから」
MCは始終そんな感じで冗談だらけだった。
「こんなことばっか3時間くらいしゃべれるよ」
ちなみに曲のタイトルは普通に「カラフルメリィ帰還の予感」で良いと思う。そういう内容だった。
「みんな来てくれて本当にありがとう。冗談ばっかりいうけどさこれだけはホント。
みんな家の事情とかあるんじゃない?水道閉め忘れて来ちゃったとかさ?家の水道開けっ放しですよ、もうだめですよ、帰ったらめちゃくちゃだよ!めちゃくちゃ!
とね、こういうことを80年代に言いまくってたらさあ、嫌いとか言われちゃってねえ
じゃあどうしたら良いの?なんて言えば正解?君んちの水道、絶対大丈夫だよ、閉まってるから、絶対、安全だよ、大丈夫。とか言えば良いの?
俺はそんなの絶対嫌だよ」
私のすきな「最悪の接触」はやらなかったけれど、一番ききたかった「HAPPY SLEEP」は、本編の最後にやった。そうだよねえ、正解。
最高だった。
歌詞の鋏の部分、ケラさんが手でアンダルシアの犬しながらそのあとウインクしてて、めちゃくそかっこよかった
ええ~こんなにおっさんになってもウインクとかしちゃうのかっこいい。
胸にアンテナ突き刺さったわ~!ってなった。
私初めて有頂天を映像でみたとき、ケラのこと、ロバートスミスみたい〜うける〜!太ってる〜!!とかしか思ってなかったし声もすきじゃなかったから、かっこいい~と思うようになるとは思わなかった。不思議だ。
とってもかっこいいので私は将来緒川たまきになるしかない。
今はすごく良い声だなあと思うしすごくかっこいいよな
うける
こんなにさ、おじさんになって、髪をつんつんにして。かっこいい衣装着て。
次は無いぞと意気込んでライヴをするんだ。かっこいいに決まってる。
アンコール全体の熱量の上がり方もやばかった。
明らかに演者は疲れていたけれど、なんていうかアツかった。
客も一体になっていた。
アンコール最後の最後は「卒業」で終わり。
それもまた良かった。
はけるときに、「もうできないよ!」って言って去っていったのが良かった。
ホント、来て良かったと思った。
楽しかった。
「今日はさ、カラフルメリィの帰還、じゃなくて帰還の予感、だから。“予感”だからね」
有頂天ライブ終了。御来場感謝。
— ケラリーノ・サンドロヴィッチ (@kerasand) 2018年5月26日
初めて来てくれた人も少なくなかったようでありがたい。しかし我ながら酷いMCだった。次は11月11日。詳細はまた。 pic.twitter.com/2dW1nGykwe