暗い話にばかりやたらくわしくなったもんだ

清野とおるが人身事故の現場に居合わせたときにホームはすでにブルーシートで覆われていてでもどうしてもその中が観たくて向かいのホームに行ったら裏側はノーガードでばっちり見えたぜ!っていう話がすごくすきなんだけど
清野とおるは、自殺すればすべてから逃れられるっていうことどっかで言ってて、えーと、なんだっけ押切君のマンガの中で、押切君に対して「それは自殺だ!」って言ってるシーンは思い出せるんだけど具体的には忘れた。
とにかく、清野はそういうすべを知っていても、でもしないでしょ、彼は自殺しないんだと思う、世界は元よりすべてバカバカしいって知ってるんだよね。彼は世界のありとあらゆるすべてをなめくさっているんですよね、もちろん自分含めて。
あ、いやあ最近の彼は知らないけどそんな感じでしょ多分。
なんか、そういうのがいいなーって思うんだけど
絶望の淵で笑うしかない人がすきなんだけど
ちなみに清野はエッセイよりも普通のマンガのほうがすきなんだけど赤羽のおかげでエッセイばっかになってしまった。
なんの話だっけ
20歳のときの私について書こうとしたけど書きたくないことだらけだったわ
本当に信用出来るひとなんて誰もいないんだな、次に死ぬのは自分なんだ、と思っていたのだけれど
頼るひとがいるはずなのに、誰にも頼れなくて、空虚のまま自暴自棄で生きていても
ああ、これがだめなら死のう、とこつこつモノを捨てたり売ったり、準備していても
最後だという気持ちで友人に会いに行ったりしていても、
なんだか今は来年まで予定が入っているし、なんだろうね、笑っちゃうよねえ

あのね、おばけってなんで怖いかっていうと、正体がよくわからないから怖いんだよねえ。
曰く付きでここで自殺した女性が、とか言われると、とたんにおもしろくなくなっちゃって全然怖く無くなっちゃう。
だから謎は謎のままが良いんだよねー

っていう話なんだけど
なんの話だったか

いやなひとが「すっとんきょうな品評会」をしているよりも私は
すきなひとが嫌いなものを肯定しているときの方が圧倒的に嫌だな

別に「誰か」のためで構わないしその瞬間だけは空虚でなければ私はそれで良くて
他のときにズンドコでもそれで良いと思う、そういうもんだし、たまたま、「良い日」ってのがちょっとあって、ライヴのときとか、そういう、それだけで良いんだと思う、おまけの一日だから、良い日があったのならば、ラッキーだと思いなさい。
だから、昨日大事だったのは、たまたまその日ひっかかった「掌の上の街」を聴きながら会場に来たから、そういうことが大事
たまたま、偶然、っていうのが限りなく大事。


ところで、全然関係無いんだけど
サクラテツ対話篇というマンガがとてもすきなんだよね
本当に良いマンガだ
何度読んでも、ジャンプで最強のマンガはこれだと思う
理想的だよ
宇宙人未来人地底人神様悪魔妖精、果てにはマンガの読者氏とあらゆる戦いをしたり別のマンガに行っちゃったり、すげー良いマンガだよあれは。マンガ表現を越えようとするものがやっぱりすきなんだよね
でもあれは良いぞと言うとすごい笑われるの、なんでだろう、すきってひと全然みたことないけど読んで無いだけだと思う。
サクラテツは良いぞ。打ち切り(笑)とか、シュール(笑)だとか言われちゃうけど、サクラテツは良いぞ。

ああ、生きていたらまた会えたっていーねっていうのはそのまんまの意味だ

今日は朝早く起きてあれこれして、お仕事して、ライヴみて、またお仕事して、
本屋のやっている時間には帰れなかったけど、ミンティアを買うっていうミッションだけクリアした。
グミとか食べた。
そして今ブログ書いてる。

ね、今日はだから思考がバラバラでしょう。

鳥居 みゆき単独ライブ 狂宴封鎖的世界メーデー

9月25日 千秋楽 新宿村LIVE
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パンフにはこの絵無かったのでしょぼん

鳥居さんはいつも終末を描いているね
世界も終わるし飛行機も落ちるしというお話。
前回よりも作りはシンプル、出演者は守永さんと鳥居さんのみ。
その分前回よりは楽しかったようにも思うがあまり覚えてないな。
前回は舞台の作り込みがすごくて、終焉後にまでそれが及んでいたこととかが良かったんだけど、
今回は舞台としての作り込みよりも、
応援上映的なものを入れてたり(ガンバレーという掛け声やお客がサイリウム振ったりとか)、
あとなぜか瓦を割ってみたりとか、そういうものが多かった。
一番面白かったのはVTRの心霊スポットに行くやつかな。なぜか体を張るシリーズで、滝行もあった。
ちなみに前回もお化け屋敷に入るやつが一番面白かった。
泣きわめく鳥居さんがとても面白い。
で、トンネルの前で普通に撮影してたら普通に心霊スポットにふらっと来たホンモノの人がやってきて鳥居さんがついそいつと意気投合しちゃうんだけど
そいつがまた異常に冷静で「なんとなく面白そうだから来てみた」と、撮影しているという状況にも動じず、昼間の横断歩道を歩くくらいの普通さでテクテク歩いて来てね、普通にみえるやつが一番危ないんだよなあと思うよね。
あと良かったのが、暗闇の中で約1分くらい卑猥な音とともにあえぎ声が場内に響き渡るところとか、(前回からすると)無駄な演出が多くて良かった。
最後、ありがとうございましたと言って、2回目のお辞儀をして立ち去るときに、鳥居さんが吐血した瞬間が私は一番どきどきして良かった。はっきり言って吐血する意味無いでしょ、メタでも無いし、なんだろう、意味があったとしても私にとっては意味が無い行動に感じられて、ただやりたかったという感じで、それが良かった。
今回は、楽に観れたと思う。

あまり熱心に追っていないのでわからないけれど
彼女の表現したいことはここにあったのだろうか、どうなんだろう、いつも満たされない感じはしてるんだけど。
ベターであってベストで無い感じというのかな、底が知れない。

そうだ、エンドロールが「本日の犠牲者」のパロディだった。懐かしいな


こないだの夢
ナイフを向けられたので、私はそれを奪って逆に突きつける。
「お前は人を本気で刺す覚悟があるのか、私はある」と言いながら
相手の左目にナイフを突き立てて警告する。