本当に人を救う気でいた

気がついたら1月が過ぎ去っていた。
いつもよりも少し余分にある2月だけれども、それもあっという間だろう。
お正月は鈴原るるさんが魔界村をクリアするところをただずっと見つめていたりした。
1月もライヴはあまり行ってない。大抵をお仕事で終えた。
読書もあまり進まなかった。買ってから読み切れてないマンガがたまっていった。
ブログを書いている余裕が心になかった。
キリンジの新しいのをよく聴いたかもしれない。
あとはひたすらヒップホップヒップホップヒップホップ

音楽で人は救えるとは思うが、私の求めているものはそこではない。
ただ、退屈がすこしでも紛れればそれで良いと思うだけで、それは、もっというと音楽でなくても構わない。
人を救うという行為はおこがましいと思うが、それを目指している人は嫌いではない。
ただそれが私にとってそんなに重要な要素ではないということ。

J・G・バラードを久しぶりに読んだらやはり面白くて、しばらくはこれだけで良いやとなった。
新しいリュックを買ったが思ったよりも少し小さいような気がする。
ちょうど良い鞄をずっと探しているのにひとつも見当たらない。
昨日ライヴでピックが飛んできて、後ろの人が懸命にそれを探していた。
ピック探している人間を観るのがとても苦手だなといつも思う。
ステージの上の人が完全にはけるのを待てずに物販に並ぶ人くらい苦手だなと思う。

ライヴのあり方として自分の中でこうだなということってあるけど
それを他人がしないからと言ってどうだということはない。
たとえば今年最初に行ったARTiCLEARのライヴで、最前列がひどかったけど、この「ひどかった」というのは私の主観でしかない。
彼女たちの中ではひどくないのかもしれない。
それをみて私はやる気ないなら帰れと思うが、思うだけで、「やる気ない」のも他人の勝手だけど、「帰れ」と思うのも私の勝手だ。
それ以上でもそれ以下でもない。

今日は久しぶりに完全に家にいて完全に何もしなかった
眠りすぎて布団にいつづけると頭が痛くなるので、今日は天井は見なかった。代わりにモニタを見ていた。
しばらく音楽を聴いて、ブログを書いて、飲み物を飲んだだけだ。YouTubeも観たね。
昨日の夜、読書をするか美術館へ行くかで迷っていたけれど、どちらもしなかったな。
パソコンをつけていたが、インターネットもそんなにしなかった。
やろうと思っていたことがあったのに全部できなかった。
来週末のことだけを考えていた。

人生に初めから意味は無い。
虚無であることを必要以上になげくことはない。
誇ることでもない。
すぐ人に飽きることはよくないことかもしれない。
でもそれは人に限った話ではない。なんでもすぐ飽きてしまうけれどもそれは私のせいではない。
おもしろくない方が悪い。

あーあ、何か面白いことないかなあ。
『今日も空っぽで陽が暮れる』。