たくさん話をしたよね 紅茶とケーキを食べたよね

先週は、むやみに外出をしたりした。
この世界ではずっと雨が降ったり止んだりしていて
ずっと降っていたら良いなと思った。
やんで良いのは夕立だけだ。

いつも食べ物を残してしまう。
それはだってどうしようもないよ 食べ切れないんだもの。

それ以外がどうでもよくなってしまう
私が私でなくても良いような瞬間ばかりなんじゃないかと思ってこわくなった
私でなくても良いんじゃないかって
いつも思う
たまたまそこにいたのが私だっただけなんじゃないかっていつも思う
でもそれはきっと仕方無い
私が私な限り そんな風に思ってしまうのは仕方が無い。
今日も空っぽで陽がくれる感覚は
誰にでも分かるわけではなく
それを それを、共有できるのなら
そんなに良いことはない。

お化粧の時間よりもお洋服を選ぶ時間のほうが長くて困る
いつまでもいつまでも、何もしっくりこないまま外にでなければならなくて困る。
心のどこかが常に欠けているので
「正しくない」ような形の服を着ているのが落ち着く。
布の多い服や、欠けている服や、不揃いな縫い方の服を着ていると
それが正しいような気がして、違和感がなくなっていく。

私は私でなくても
それで 私はいいから
世界終わってほしくないけど終わってほしいな。