神様を信じる強さを僕に

外がまだ明るくて
昨日は、新幹線の窓から、少しだけ明るい紫を眺めていて、気づいたらいつものように海の底みたいな、知らない場所みたいな、冷たい見た目のあたたかい場所を、ずっと眺めているのが良かった。
すごく早く移動しながら、暗闇の中で光る蛍光灯や白熱灯の光の中に、人間の時間が閉じ込められているようで良いのだ。
1つのコマ、1つのシーン。
帰る時はいつもそうして窓の外をずっと観ている。
私はいつもこの瞬間のために新幹線に乗っているのかもしれない。カタイアイスは来ない。
早く帰れるのはうれしい。
やさしいうたが聴きたくて、ずっと広瀬愛菜ちゃんを聴いていた。


今日はマンガのこと考えてた
今は早くしにたいなって考えてる
Discordが落ちててtwitterのトレンドに入っていた
早く死にたいなって考えてる。
昔は
そんなこと考えたことなかった
死は、いつでもそこにあるから
考えるとかじゃなかった。
いまは、死にたいとか、疲れたとか、だるいとかそんなようなことを考えて、ひとつづそれを文字で打っている。
くだらないというのがいちばんくだらなくて途方にくれている
人間ごときが、無であろうだなんておこがましいんだ。
だから私は、黒い服を着ている。

しんどい