肌に死というぬくもり

特に書くことはない
白いかべを見つめていたら、
電気をつけたまま眠っていて
起きたら視界が青くて
毛布で顔を覆っていた
時間を止めていると思った。
眠りは、時間を止めることだ。

夢の中でやくざをひたすら殴っていた
その背中に刺青がある
「おまえは俺によく似ている」と男が言った。