超視覚的主義宣言

蘭図主催 「超視覚的主義宣言」

05月24日@新宿LOFT

たのしかったです
樹さんのギターをきくといつも、樹さんのギターの音だなと思ってそれだけでとてもうれしくなる。
じんさんはじんさんだった。
でも、普通でした。
じんさんはいつでもじんさんだけど、バンドはバンドだから。
「誰」のためにライヴをしているんだろう。
メンコをいくらしてもどこにも届かなかった。
私は、自分がそこにいても良いのだと思えるライヴがすきだった。
私はどこにも存在できなかった。


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良いことか悪いことかは分からないけれど、少し大人になったのかもしれない。 昔の様に感情を荒げるというよりは冷静に今の問題と向き合おうと思えている。 オレ自身、LIVEを最高だとか思うことは殆ど無いし、その未だ見ぬ「最高」を手にする為に今もこうしてバンドをやっているんだと思う。 今日来てくれた人にも本気を出してステージにぶつけてくれた「君」にも非常に申し訳ないけれど、まだ数回のこのバンドのステージでこんな感覚をステージを降りた楽屋に持ち帰るのは初めてだった。 LIVEというのはそこに居る全ての人間の空気感で作られるとは昔から言っているが、イベントだからでもなく、オーディエンスの問題でもなく、明らかに此方側の責任で。 だからこそ自分の意識との違和感に空回った部分もあるし、何とも言えない気持ちになった。 人間にはそれぞれの価値観や正義もあるし、それも否定はしないし、否定したところで何も生まれない。 だけど、「君」達との唯一共通の正義としてオレはこのバンドを良くしたい。 こんな気持ちを抱えるLIVEを繰り返すならこのバンドを壊してやる。 それくらいの気持ちで次に挑みたいと思います。 経験を重ね「終わり」を知った自分が、「終わり」を意識してやるバンドが、「次に」なんて言い訳がましい言葉を口にしたくはなかったけれど、まだ始動して間もない状態で、意識を改められる頃で良かった。 人生最後のバンドとか、そんな分かりもしない未来のことは言えないけれど、オレはこのバンドのメンバーが好きでこのバンドを組めて良かったと思っている。 だからこそ、ただでさえ少ない一本一本のLIVEを大切に生きたい。 紆余曲折あれどやるからにはこのバンドにしか出来ない唯一無二の存在になりたい。 この言葉が今後「矛盾」とならない様にすることがARTiCLEARの寿命かなと思います。 少しでもその寿命を延ばしたい。 想いを込めた音達も近いうちに「君」達に届けたいと思います。 儿

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