雨上がりの朝は水たまりで跳ねて

Kayaアコースティックライブ『CafeNOIR -雨の歌-』

6月14日@SARAVAH東京

Kayaさんの定期公演。
ゲストでぶうさん。

雨の歌ということで、お互いが“雨”に関する楽曲を持ち寄って歌う。

Kayaさんのカバーはどれも良かった。
みずいろの雨で始まるというしぶい選曲が良かった。格好良くて綺麗だなあと思った。
こないだのお衣装とはまた違って、シックで良かった。似合っていた。

正直、DESEOでみた通常のKaya様よりも好みだと思ってしまった。
曲たちの思い入れもあるだろうが、曲調というか、選ぶ曲のセンスも雰囲気が合っていてすきだった。
場所も合っていた。

ステージに置かれたテーブルには立派なアジサイがあった。
ボトルに入った水をコップに注いで飲むKayaさまが良かった。

ぶうさんが、「うしろでピアノなりながらだとしゃべりづらいなあ」と言っていた
芸風が芸人だからこんなしゃべり方になっちゃって、と言っていた。アタシも~ってKayaさんもおっしゃってた。
Kayaさんはいつも遠くを見てしゃべる。

「ぶうちゃんは是非出て欲しくて、やっと出てもらえてとてもうれしいの!もう一人是非呼びたい人がいて、ハル君なんだけど、アタシの中でぶうちゃんとマイナスのハルくんはセットなのよ。」と言っていてなんかうれしかった。

ぶうさんの格好は十川の着物と、ズラは乙女座インストとか犬フェスのときのストレート美少女のそれでした。
何それかわいいだったけどかっこよかったよ。頭には帽子が乗っていた。かぶっているんじゃなくて、乗っていた。

最前のお客がシャンパンを飲んでいた。
Kayaさんが「すごいわよ、ステージにシャンパン置かれてるのよ、いいわよ、自由に飲み食いして頂戴」と言ってて、良かった。
ステージの床に客がシャンパンを置くって、すごいなと思うし、それをいいわよって、この店はお料理もお酒もおいしいからたくさん食べてちょうだいね、っていうそのスタンスが素敵だった。

ぶうさんがリーダーの話をしていた。
なんやかんやあってえんそくをしているという話。
リーダーが喧嘩しちゃって穴埋めでぶうさんがバンドに呼ばれた、って。
「2回目くらいにやったハコが丁度こんな感じで着席のハコで、飲み食いしながら俺の歌きいてんじゃねー!ってその頃はいきってたねえ」って。
リーダーが、メンバーいないけど穴をあけちゃいけないから、ってライヴを遂行することがとても良いと思った。

ぶうさんの友人だという東京ミカエル。の「小さな傘」という曲を歌っていた。
東京ミカエルって私ですら名前知ってるから結構有名なのかな
「普段友達の曲なんて全然聴かないんだけど、これはとても良い曲で、今でも聴きます」と言ってた。
「みんな知らない曲だろうしもうやることの無い曲だろうけど、こうやってここで歌うことで、残っていって、また聴いてもらえたらうれしいです」
曲は、デジデリオみたいなあたたかさと美しさと切なさのある曲で、なるほどって思った。
ぶうさんはこの曲ほんとすきなんだなと思った。

中島みゆきの「空と君のあいだに」を歌うぶうさんがやべえと思った。
これを選んできたのすごくない「俺にぴったりの曲」って言ってて、ほんとに、すごくぴったり。
歌いかたがもうすさまじかった。
「君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる」がまあ絶好のぶうポイントなんだけど、
一番良かったのは、「ここにいるよ」の歌い方で、特に一番ぐっときた、素晴らしかった。
ここにいるよ、とぶうさんに歌われることの安心感がやばい。

「我が麗しき恋物語」というシャンソンの曲をKayaさんが歌っていて、
これはもう言葉では言えないんだけど、すさまじくて、びっくりした
固まってしまった、
Kayaさんはおっかない人だなあと感じだ。とても良い意味で。
怖い楽曲だった。とても良い意味で。
これを最後まで歌えるKayaさんがすごかった。
後半で出てきたときにぶうさんが「心が土砂降りだった!」ってこの曲についておっしゃっていて、
多分、会場にいた全員がそう思ったと思うから、Kayaさんの「歌」はとてもすごいなと思った。
これは言葉には絶対できない。

Kayaさんの、微笑むように歌う感じがとても良いよね

休憩をはさんで、後半出てきたKayaさんの髪型は三つ編みになっていて、かわいいし、そういうのめっちゃうれしい!ってなった。
後半しょっぱなから「闇に降る雨」を歌うKayaさまはなんというかいいなあ、こういう曲似合うね
ぶうさんが「カバー曲を歌わせてもらうときには必ずだいすきなスピッツを1曲歌わせてもらってる」って、あじさい通り。
あじさい通りは変な方のスピッツだなとおもうから、こっちの方のスピッツをぶうさんに歌ってもらえてとてもしあわせだった。
ぶうさんの歌うスピッツがすごいすきなんですよね、草野だとあの感じは絶対出ないんだよなあ
ぶうさんの甘い声だからこそ出てくる、あの、なんというかあの感じ。

流星雨は油断していたのか歌詞を間違えて、だけどそのことによってとても笑顔になって、笑いながら歌うので、それがすっごく良かったね。
ピアノのアレンジも素敵でうれしかった!
もう眩しくて見てられないという感じがした。うっわまぶしい!太陽がここにいます!ってなった…素でなった。

ぶうさんがマリスミゼル、っていうから、わからない曲かなって思ったんだけど、マシェリだったのでうれしかった!
この曲はとても良いなと思って、マリスで唯一でもないけどまあ知っている曲だったので、すごく良かった。思わぬとこでうれしかった。
これは雨上がりの曲なんだけどね、って、それを選んだのも良かった。
めっちゃ良い曲だからすき。ぶうさんありがとう!ってなった。

最後2人でふくやままさはるを歌っていた。
ぶうさんが「あんちゃん」って真似してて古いわよって言われてから「実におもしろい」って言ってたからウケた。
歌い方が面白かった。

とても、全部が良くて、来て良かったなあと思った。
ソロはたまにやってくださるから大体みにいくんだけどその中でもとても良い回だったなあ。
テーマが決まっているのも良かったね、選曲に偏りが無くて良かった。
あと、十川十三をやっていることによって、なんだろうな、なんかうまく言えないんだけど、いろいろなものが身についているなあと感じられたのも良かった。活動において、何も無駄なことは無い。
あとケイさんは、良く知らないけどピアノに関して天才なんだなと思った。


1:みずいろの雨 / かや
2:雨音はショパンの調べ / かや
3:Lhasa / ぶう
4:小さな傘 / ぶう
5:空と君のあいだに / ぶう
6:Frosty Rain / かや
7:我が麗しき恋物語 / かや

8:闇に降る雨 / かや
9:あじさい通り/ ぶう
10:流星雨 / ぶう
11:ma chérie ~愛しい君へ~ / ぶう
12:Hydrangea / かや
13:Raining / かや

アンコール
14:Squall / かや&ぶう





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