あなたの歌があれば

えんそく 寺子屋 THE BLACK SWAN

寺子屋ツアー百花繚乱～Banquet of cleaned flowers～ver.葉薊

06月10日＠仙台HooK

仙台HooKは横に狭く縦に長い
そしてスピーカーがお客の3列目くらいからうしろの位置にあるので前にいるとMCとか何言ってるのかわからない。
音のバランス変だったのはPAさんのあれかな
しらん人に声かけていただいた。顔がわかんなくなっちゃって焦ったから今度から気をつける。
ぶうギャだと認識されていたのがなんとなくうれしかった。



・THE BLACK SWAN
いつも儿さんは勝負をするじゃないですか
その時に、どのバンドがすきとか関係無い、ってよく仰ってて、でもこの日は、
「自分のすきなバンドが一番という気持ちで来い」と言ってくださったのがとても良いと思った。
私はえんそくが一番すきだし格好良いと思うから負けないようにがんばった。
スワンちゃんすごい、ブレイズでみたときよりも毎回格段にレベルアップしててすごい
ただお客がまだとまどいがある、もう十分に認めてはいるのにどうやってノって良いのか分からないみたい、それはまあ仕方無いことかなーとも思う。
スワンはスワンで、寺子屋のお客さんにめいいっぱい寄り添おうとしてくれてるのが分かるから、お客もきっと入り込んでいくタイミングがつかめたら、もっときっとすごくなる。
1番手で本当に良かった！燃える。




・マイナス人生オーケストラ
教祖がイタコ系の日だった
みんなの世界に対するうらみを持って帰る、みたいなこと言っていた。
「自分がきらい自分がきらい自分がきらい」と何度も呪詛のようにつぶやいていた。
すごく良かった。
もとはるはプレイ中に格好付ける余力が出て来て、ここからだなと思った。
「呼んでください」ってはけていって、その前がききとれなかったんだけど
ヒーローを呼ぶみたいに、きっとつらくなったらマイナスちゃんを“呼んで”くれってそういうようなニュアンスだったのが、しびれた。





・Jin-Machine
ゲストのやつ
ジンマ最近の曲わからないし振りもついてけないけどまあ楽しかった
振りはついていけないくらいで良いのかもしれない。
閣下がいらんこと言って空気がひどくなったけど、みんながみっちゃんを愛しているんだなあと思った。
正直私も、彼がいないジンマをまったく想像が出来なくて、どうなるのかなって思う。






・乙女国家
楽しかった
ミスターの煽りはテンプレじゃなくてもっと本気で煽ってほしいなと思う。
「頭だよ、わかんないの？」ってやつ良いと思うけどテンプレでしかないから心から言ってみてほしい。
へいたいさんの曲で「先生！」のあと手を前に突き出すの、何かな？って思ってたからきいてみたら、机だよ～って教えてもらって、なるほど！って思った。それが分かったのでまた楽しかった。
はけるときじぇいさんが人形をぶんぶんぶらんぶらん振り回しながら帰ってたので、機嫌が良いのかな？と思った。



・えんそく
幕が開いてすぐに、「ラストー！！！」と叫ぶ声が響いて、胸が高まった。
“あのフレーズ”が左耳から入ってくると、今度は両耳から歓喜の声がきこえてきた。
「自分と、みんなの日常を壊すために」とぶうさんが言うのがとても、とても良くて
あ、あのいやあもう最高のライヴだった。

とにかくクライマックスのパレードで
「頭が足りない」と要求されるたびにニヤニヤが止まらなかった。
まわりは何もみえなかったけど、それでも会場中の熱が何度も上がっていくのを肌で感じられた。

「寺子屋ツアーについてきてくれたみんなのために」と言って
ハイウェイ・スター・ラヴが始まって、とてもうれしかった。一番良かった。本当にとても良い曲だなと思った。仙台で、この日に、やってくれたというのが良かった。
私がいつもライヴをみに行くのも、遠征をするのも、全部あたり前のことでは無いから、全部特別なことだから、だからうれしかった。
いつだって私は、ぶうさんがぶうさんでいつづけてくれるのを、ずっと観にきてるんだ。

そのあとツンドラで、「本気のプロレスをしようぜ」と言っていた。
このひとことに、この日のすべてがつまっているなと感じた。
“本気の”というのがうれしかった。
“プロレス”っていうのはまあ便宜上使うけど、なんというか、毎回プロレスしてくれよ！っていうんじゃなくて、もっと、熱量の問題というか、常に本気で居てくれるのであれば、全編茶番でもかまわない。
ただ常に格好良くあってくれと願うから、この日のライヴは、特にぶうさんは、最高に格好良くて、自慢だった。
みんなに、ホントみんなに観て欲しかった。
ライヴって、みないとわからないんだよ。バンドも流動するものだから、みなきゃ始まらないよ。
だから、友人がめずらしく、この日に遠征してくれたことが本当に正解だと思って、とてもうれしかった。

惡のミカタもうれしかった。
イントロをきくと私はいつもなんだろう、いったん心がスンとして、いつも、なんだろうあの感じ
そこからぐんと高まる感じがとてもすきで
しゃがみながらヘドバンするのも、だいぶうまくなった気がする。自分では観れないけど。

最後は「宇宙大天使土曜日」だった。
何も考えずにただただすごく良い曲でうれしかった。ほんとうれしかった。

セッションは最後みんなでキャトルでした｢バカ｣のとこでぶうさんがみっちゃん見ながら言ってて良かった