ボクラだけが知ってる世界の果て

惡道を進め!ツアー3日目


惡道を進め!~MAKE YOU FREE HEAVEN’S GATE~

04月29日@松本Alecx
無料ワンマンライヴ

茶番から始まったのでめちゃくちゃうれしかった。
あー、これだ!って思ってすごく良かったなあ。空気が12ヶ月のハルマゲドンを彷彿とさせてうれしかった。

総統がお怒りで、肩幅レディしか「新規」を獲得する活動をしてない!とのこと
総統「お前達2人はこの間何をしていたんだ!」
トカパン「頭を怪我したり……」
参謀「抜歯したりしてました……」
総統「お前達怪我とかいってチンタラしてたんだな!」
トカパン「お互いの傷を舐めあってました」
総統「傷を?!ベロベロと?ベロベロと舐めあっていた?頭はまだ良いけど(よくない)抜歯は口の中だぞ?べろべろと??口の奥だぞ???新ホモズの誕生か???」
この人何言ってんだと思いました。
その間の2人の表情がなんとも言えず、良かった
総統「とにかく!シンキだ!シ、ン、キ!シンキをここに連れてこーい!」
で、いつものモノボケ
肩幅「総統!見つけました!はいこれ!」
総統「それは(いも)けんぴ!だがこれはありがたく貰っておく」
あとはミドさんがシンプルにパンチして、そのあと髪の毛指してパンチというのがシンプルすぎて良かったです。
めちゃくちゃ怖かったのは、肩幅レディがそっと総統の耳元で「……セックスしよ」と言って「それカンチ!」なんだけど、元ネタわからない人が見たらただただ怖いだけの空間だったし分かったとて怖い瞬間のだったのでじょいさんは強い。
あと参謀がイノキ、ミドさんがドンキ(ホーテ)だったかな、で参謀がハンマー持って襲いかかって、「それ鈍器!人を殺すやつ!……いや違うか?」
って言っててトキメキだった。
そしてみんなで総統を「リンチ」してた。
ぶうさんもおっしゃってたけど、久々の茶番でみんな水を得た魚だった!にやにやしながらみんなを観察するクラオカさんと、調子に乗る隙をつねに探してるミドさんと、役に入り込みまくるじょいさん、そして華麗なツッコミをするぶうさん!やっぱこれだよね!
茶番からのウシノシタ団のテーマで始まったのがとても良かった。ああこういう空気。クアトロでは絶対に味わえない、と思った。
深沢は振りが追加されるなどして1発目だったので気合いに満ちていた(私が)。
「輪を乱しちゃ駄目だ」を完璧に出来たので満足した。まだわたわたしている人が多くて良かった。
振りを覚えたてのこの楽しさを噛み締めたい。指揮は2回のクアトロではピンとこなかったんだけど、これすごく楽しいね。

長野の人ー?と言って、実はそんなに手があがらなかったこと、くやしいけど、「おまいつ」が多いのも悪いことでは無くて、ちょっとずつこの“旅する国家”が増えていく感じが愛おしい。
でもそれを見越してか、茶番やセトリの最初から飛ばしてるディープさが心地よかった。

だってのりもの王ですよ!あ、これもあったからVARONでのハルマゲドンのことを思い出していたのかもしれない。
机上の空論はそばを切っていた。ちゃんと刃の先からさくっと切っていたのが良かったし、切ったそばを茹でてツユにつけてつるりと召し上がっている総統はさながら落語家のような華麗な動きでした。

12モンスターズで「俺達みたいな悪者の、やりたい放題なんだ!」とニヤリとする総統閣下がとても良かった。

すごく、たのしかった。
隣の友人になんかすごい元気だったと言われて、へへへ、と思った。


惡道を進め!~迷宮牢獄門~

04月29日@松本Alecx

茶番は合間合間にはさみながら。
Eちゃんが登場して歓喜でした。じょいさんが役に入り込みすぎてて、このひとのポテンシャルはどこまで行くのかしら、大変素晴らしい。
覚えてる範囲で、かいつまんで書いときます。

肩幅「ほら、これ1000匹目のイナゴよ!食べなさい!(Eちゃんの口にイナゴをすりすりするじょい)」
肩幅「あっはっはっはっは!これで私の願いが叶うわ!私はアニーになってトゥモローを踊るのよお!」
その様子を見ていた3人、ぷるぷるしている。「肩幅は一体どうしちゃったんだよお~」

ここから回想
総統「ここ松本の地に、なんとUMAの目撃情報が!是非我々の仲間にしようじゃないか!皆探して来たか?」
トカ「見つかりませんでした!」
総統「どこを探して来たんだ!」
トカ「松本城とか」
総統「そんな人の多いとこにいるわけねえだろ!森とか探せよ!クラオカ参謀はどうだ」
参謀「みつかりませんでした!」
総統「どこを探して来たんだ」
参謀「松本城とか」
総統「一緒に観光してんじゃねえ!よ!!肩幅レディはどうだ?」
肩幅「ピピピピ…ピッピピ(機械音…?)イマセン、デシタ」
と言ってはけてしまう。
3人は何かが変だ!→後をつけよう で冒頭に戻る。

で肩幅とEちゃんやってくる
Eちゃんを捕まえようとする
総統「あああああ~!バリバリバリ!Eちゃんの意志が~流れてくる~!バリバリバリバリ!」
でEちゃんの過去編
Eちゃんの星は「イナーゴ」をめぐる戦争で爆発してしまった。
爆発前にEちゃんの両親は1人用ポットにEちゃんを乗せ、「イナーゴ」によく似た地球へとEちゃん一人を送り出した。

で、なぜか肩幅がEちゃんに洗脳されておかしくなってる
なんか忘れたけど肩幅が「ってことは、私は、もしかして…アニー?!」
トカパン「え…?おまえは…俺の妹?!ってことは、もしかして兄?!」
肩幅「もしかして私は、トゥモロー?」
総統「トゥモローってなんだよ!トゥモローという概念か」
カオスだった

ここがお前の死に場所でヘドバンをするのが大変良かった。たのしかった。
ぶうさんがヘドバンいいねと褒めて、みんなのつむじを愛してるって言ってた。
無料ワンマンからの熱量を持ったままのテンションで、本人も「もう何いってんのかわかんないだろうけど」って仰ってて、それが「よくわかった」。

ああそうだ、久々に茶番の流れからの曲だったんだけど、Eちゃんのアンテナがどうとかいう適当な感じからのアンテナマン!ああ、久々だこのなんか適当にこじつける感じ。と思った。
アンテナマン楽しかった。私はやっぱりVARONのこと思い出してた。

怪人ラボの夜の前のMCもあっぱらぱーで、ふざけたおしていたんだけど「次こんなテンションじゃなかった」って笑いながら
それでも怪人ラボの夜が始まると世界は全部「ぶう」になった。
すれ違っていくひとたちも全部、全部全部、あの物語も、全部。私は、歌詞カードでこの部分がとてもすき。だから、毎回ライヴで聴くのもとても楽しみ。
ボクラだけが知ってた、と客席を見回すのがとても、とてもすきだった。超うれしかった。今ここにいてえんそくがすきでいられることに感謝した。
2回のクアトロでは、この歌は息苦しい感じというか、入り込む隙がどこにも無い感じがただただ美しくて良かったんだけど、松本の地でみる怪人ラボは、また特別で、ぶうさんの“歌”が、一つの空間を包んでいるようだった。
入り込む余地が無いんじゃなくて、そのものに包まれているのが、良かった。
私はやっぱり、彼の“歌”がとてもすきで愛しているから、それを守るための必要な要素のひとつとして存在できると思うことができる自分を、大変誇りに思う。

犬死にマクマーフィーで、最後「犬死には…しないぞお!」っていうの、うまくできるかな、どうかな、って思ってたけど、とても自然に出来たことが良かった。この台詞については、始まる前も、終わったあとも、よく考えている。でもあのときは「犬死には…しないぞお!」って元気に言うことが正しいと思って楽しかった。

どっかのMCで「誰だ俺のタオルを隠したのは!…あ、落ちてた」と被害妄想をするぶうさんが良かった。

合唱リーダー深沢が、無料に引き続きとても楽しかった。
もう大体へとへとだったけどマリオとツンドラって来たの最高!マリオが来た時点で覚悟した
「健常者の首はいらない」とツンドラが始まって大歓喜して、記憶がプッツリ。
最後ぶうさんだけ真ん中にいて、気づくとみんなたちが上手のEちゃんとわいわいしていた。

白いテレビが本当に良かった。
やばいくらい顔がにっこりしてたと思う。あの白いテレビは、思わずほほえんでしまうやつだった。
青と黄色の照明がキレイでうれしかった。私は、白いテレビという曲がだいすきで
きれいなものだけで満たされた世界がすきだから。なんか、すごく安心して、やさしくて、きれいだった。

狂ったセカイの前に、「もっと病みまくれ!中学二年生をやれ!!もっとやれ!」と仰っていた
すごく、それがうれしかった!
友人が、みんな、そこがうれしかったって言ってたからうれしかった!





ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでもずっとそばで笑っていてほしい

惡道に死す インストアイベント

4月30日@平安堂塩尻

“平安堂”でインストをするというの、素敵さ

Eちゃんと!お写真がとれるぞ!ということで合わせて青い服を着ていきました。
平安堂は2回目ですが、大変良いですねあそこは。おもむきがあります。
何度もブレてしまって何度か取り直していただいて申し訳無かった
「E」のマークが最初反対だったみたいで、ミドさんが小声で「それ3だよ!3だよ!」ってこっそり教えてくださった。