涙こらえて

This is a 大計画11

2月12日@仙台HooK

・LIPHLICH
ダダで始まったのでうれしかった。
ものすごく良い曲だと思う。
今日はすごくドラマチック。映画のようなステージで楽しかった。
ステージの上はよほど暑いのか、とても汗をかいていた。
「リインカーネーション」という曲が素晴らしくて、びっくりする。
リフリッチはこんな曲も歌えるのだ、すごく良かった。
ちょっとクサい映画のラストシーンのようでグッと来た。
星の歯車だ。

ワンマン意外で、ツーマンで仙台には来たくない。えんそくとじゃなきゃ絶対来たくない。
って言ってた。


01 三原色ダダ
02 不条理、痛快、蛇の歌意
03 ウロボロス
04 脳裏のドロ
05 7つ目の大罪
06 マズロウマンション
07 Give me Chill me Killing me
08 MANIC PIXIE
09 SEX PUPPET ROCK'N' DOLL
10 リインカーネーション


・えんそく
私はね、デジデリオがすごくすきなんですよ。一日これだけ延々リピートで何日でも聴いていられるくらいにはすきで
それでもいつもライヴで良いか、やって欲しいか、って言われたらそうじゃなくて
今日のデジデリオがすごく良くてつらかった
「アタリマエ」になれなかった、という歌詞が私はずっと理解が出来ない。
“なれなかった”というのは、なりたいけどなれなかった、という意味を含んでいて
どうして「アタリマエ」になどなりたいのか、私は理解できないです。どうしてでしょう。
すごくすきな曲だからつらいなあ、今日は特別さみしいなあと思う。
私はどこかに行ってしまいそうになった。
私は、デジデリオのじょいさんのギターが、すっごくすきなの。

前半のセトリはじょいさんっぽいからじょいさんが考えてくれていたら良いなと願った。
そうだったら、良いなと思う。
後半は大丈夫だった
ちゃんと棺桶を叩けた、ちゃんと冷たい踊りを踊れた、永遠の日曜を願えた。と思う。

クラオカさんがじょいさんに無視されていた。
クラオカさんがじょいさんのうしろから抱き着いていた。
ぶうさんがじょいさんに任務を与えた。靴ひもを結んでくれと言ってMC中に靴紐を結ばせていた。
クラオカさんがツンドラのときにじょいさんの首元あたりをカチカチしてた
そのあとぶうさんがじょいさんの肩にタッチしたら、ビリビリビリって、ぶうさんが感電した。
感電したぶうさんをクラオカさんが触って、また2人でビリビリビリってなっていた。
ツンドラの並ぶところで、ぶうさんとクラオカさんはビリビリビリってしてて
一方その頃ミドさんだけ前に出てきてものすごい勢いでお客を煽っていらっしゃった。

ぶうさんは今日はちゃんとしてた。
じょいさんが加入して4年目。4年目のじょいさんとつくる4thアルバム、すごく楽しみ。

大計画で「書きかけの予言書」って、書きかけ、っていう言葉を使っていた。


世界と戦っているんだって言ってた。
サクラが必要なんだって言ってた。
ブロマガで言っていたようなことも言っていたんだけどうまくニュアンスがかけない
「音楽を自由に楽しめとか言うやつがいるけど自由を飼いならせているやつなんて一体何人いるんだ」
「決められた枠の中で自由に楽しもう」みたいなこと言ってた。

共に世界と戦おう、と言われて、私はどうしたら良いのか分からなくて泣きそうになった。
とっても情けないんだあ、情けないなあ、ごめんな、と思う。
私は世界と戦ってないけど、世界と戦うえんそくと共に戦うことはできると思っていて、
それは、似ているようで大変大きな違いなんだよ。
私は世界のどこにも居ないんだなあと思ってまたさみしいなあと思った。
戦うべき相手を持ち合わせていないから、せめて、すきなひとたちの歯車のひとつであれるとうれしいな。
でもうまくできないときがあって、情けないなあ。

大天使のモッシュ中に「その日が来るまでの予行練習だ」みたいなこと言っていた。
あとは忘れちゃった。
最後が大天使だったのでうれしかった。



誰もこの世界を憎んではいません

新幹線では何も耳に入れられなくて、
でも帰りの山手線で怖くなっちゃったから耳の中に音楽をむりやり突っ込んだ。
モンブランケーキを聴きながら電車で泣いてしまった。
私はオーケンの言ってることすごく良くわかるから
何を言っているのか、とてもよく理解できてしまうから、
だからこそ悲しくなる。
「私」が、音楽で救われることはきっとたぶん無くて
だから悲しくて、情けなくて、それでもオーケンは全部いいよって言うからやっぱり悲しい
きっとたぶん、だよ。
私はぶうさんの言ってることたぶん理解できないの
それは、歌詞の意味がわからないとかすきとかきらいとかじゃなくて、
わかりますか、理解できないっていう意味、今すごく微妙な危うい話をしているんだけど、わかるかしら
うまく言えないことは軽く書くもんじゃないな、やめます。
私えんそくをこの世で一番愛してるよ。

去年の夏にうまく楽しめなかったのとまた全然違う意味で
最近はまたうまく楽しめないときがあって、
もう根本的なことですよね、私が駄目すぎて、クズすぎるから。
それでも終焉後にきこえる「楽しかったね」「あの曲やったね、うれしい」っていう声が聞こえてくるととても安心して
良いライヴだったんだなって思って、安心して
それでまたすごくさみしくなる。
誰かが良ければそれで良いみたいな生き方やめたい
ホント、それってすっごく良くないし失礼、知ってる?失礼、なんだよ。
誰かが良ければそれで良い、とずっと思ってた。
そうやってずっと生きていたけど、それ全然駄目なんだって教えてくれたんだけど
うまく出来ない
生きるのが初心者すぎて駄目だ
私は何不自由なく生きてきて、ありがたいことに、自分を不幸だと思ったことも一度も無いよ、
悲しいことはたくさんあるけれど、「それ」はきっと取るに足らないことなんだと思うから、私は、世界の悲しみをすべて引き受けたようなシケた面は絶対にしたくないし出来ないと思って、生きています。生きてきましたけど
死にたいという言葉は生きている人間だけが発して良い特別な言葉だからだいすき
私このまま、私だけがずっと生き残っていていいのかな、死ぬべきかなあ、死にたいなあ。
わあみんな楽しそうで良かった。うれしい。でも、私は死にたいなあ。
世界のどこにもいなくたってさあ、身体は存在してるんだから
存在していていいのかなあ
でも
良い日があるから生きていこう。生きていこう。生きていこう。
おやすみなさい、また明日