君の感じているものと一緒かも

This is a 大計画

2月10日@川崎Serbian Night

・えんそく
誰かが作ったぼろぼろのかみを塗りつぶす。

何かの曲でうしろを指さして「そこ何笑ってんだよ!……ありがとう!笑わせるためにやってます!」って言ってて良かった。
ゴリラの丘終わったあとに口パクで「ぼう、棒」って言ってたからモッシュ棒準備したら12モンスターズだったので、なんでここに来て急に棒の予告をはじめたのか、と思ってちょっとおもしろかった。スムーズに出来ますね。

ゴードンの前にクラオカさんが両手で顔を挟むような動きをしてておもしろかったので真似した。
どっかでミドさんがめっちゃ高い位置でベースを弾き始めたのでほほうと思った。
じょいさんがわーって顔したあとに急に真剣な顔になる瞬間があってそれが良かった。彼は、ギターに目をうつしているときの顔が特に格好良いと思う。でも、ギター弾いてないとき、たとえばぶうさんのMC中にやたら謎のポージング(?)してかっこつける(?)じょいさんもすき。入り込んでるじょいさんは良い。

バレンタインだからココアかなと思った、季節感大事にするバンド
ぶう氏がやたらめったら格好つけてた。


ぶうさんの声が出ないだとか歌詞を間違えただとか
そういうことはライヴのよしあしと関係が無いと思うので、いつもそういうのはあまり書かないんだけど
惡のミカタ、ゴリラの丘が特に歌詞がごちゃごちゃで、大丈夫かと心配になった。
歌詞の言葉がつまって声が出ない場面もあった。
大丈夫じゃねえよと思った。惡のミカタで、しっかり受け止めてくれと言い出して、レシーブの体勢をしたが、むしろそっちがしっかり受け取ってくれと思ったので丁寧なヘドバンで返した。
気が散ってたように見えた。大丈夫か、がんばれよ
どこかの曲のどこかで苦しい顔をしていて
そのあと前の方の盛りあがったひとたちの顔をみてにこってしてたから良かったです。

横浜であんなに声出せって言ってたのにあれやめてしまったのか
煽ってはいたけどそこまでじゃなかったから


個人的なことをいうと
今は出来れば一番聴きたくないよなあという曲をやったし、今日という日はあんまり聴きたくないかなあという曲をさらに5曲やった、でもそれはライヴのよしあしにはまったく関係無いじゃないですか。
自分には情けなかったけど、ただ声だけは倍出した。ミドさんに届くくらいには出した。

あと照明がきつくて、全然ステージがみえなくてもはや笑ってしまうレベルで
AREAもなかなかまぶしいけど、ここはまぶしい通り越して見えないって最悪だから
場所の関係かと思ったけどうしろの方でもまぶしかったからもう駄目だと思った
できればもうあそこ行きたくない





・LIPHLICH
今回は、お茶目な感じ。

川崎は地元ということで久我さんのテンションがいつもの倍おかしかったように思う。
かわさきはきたない街だねえとお話する久我さんのわくわくした表情がみていて楽しかった。

飽聴のデリカテッセンはたしかこれで3回目か4回目くらいに聴くんだけど
いつも違う歌だなあれは、なんでだろう。
リフリッチおもしろい、なんでなんだろう。

SLAP TEA TIMEも良かったんだけど、一番気になってた曲は「淫火」だった。
あれの雰囲気の作り込み方がすき
CDで聴いてみると全然違う感じで良いと思うけどCDの60倍くらいはライヴのが良いですね。
あのトリップ感をCDでも閉じ込めて欲しいな

三原色ダダみたいな曲を小林さんに歌わせることの正しさ
すごく合ってると思う。

いちばんうしろで、周りを気にせず楽しむのが楽しかった
うしろなのだけど私の前にいたウェンディさんたちがはげしくて格好良かったからそういうひとが良いな
それでいてお上品なのがすき。
バンドの世界観とファンが合っているバンドは良いよね。
でも全員が全員良いひとだ!とは思わない。幼稚なひとはどこにでもいるもんだから。あっちにもこっちにもね。それは常に肝に銘じておきたいです。
でもウェンディは、一番最初にリフリッチみたときにファンがこわいひとたちだなって思ってた印象がまったく消えたから良いと思った。

猫目の伯爵ってだいたいえんそくと同じようなこと歌っているんだな
興味深いなリフリッチは
何度かみているとちょっとずつ歌詞もきこえるようになってきたんだけど、
思った以上にえんそくと、こう、「左右対称」っておっしゃってたけど、そういう感じですね。
どちらにも、どちらに無い良さがあって良い。
改めてこの2マンよすぎる。
久我さんが、「しばらくえんそくとやったからもうあと3年くらい会わなくていいや、3年後くらいにまたドーンてやって、どかーんとやって」
と久我さんがどかーん、って言ってて、その気持ちすごくよく分かる、と思った。
3年後に2組がまた2マンするさまを思い描いたら、すごいことになったからわくわくした。うれしかった。
楽しみだよ。

あと物販のおねえさんが本当にかわいいということはみなさんにお伝えしておきたい

セトリ
01 猫目の伯爵ウェンディに恋をする
02 Die Deo
03 飽聴のデリカテッセン
04 SLAP TEA TIME
05 淫火
06 Give me Chill me Killing me
07 月を食べたらおやすみよ
08 三原色ダダ
09 MANIC PIXIE
10 星の歯車

小林はいいな、という話をしながら家に帰った。


発明 [TypeA]

発明 [TypeA]

ようやく買ったのだけど
歌詞カードに描かれた歯車が、最後のページで惑星になっているのがとても良かった。
星の歯車だ
豪華なCDで手元に置いておくのに良いものだと思えました。
メランコリー、追憶、星の歯車が特にすき
“星の歯車”という考え方がすごく良い、すごく良い。
ぶうさんと同じだけど全然違うこと言ってる。ベクトルが真逆
でもやってることは同じだ
抗うか受け入れるかみたいな感じかなあ
いや全然聴き込んでないからわからんけど

私はえんそく以外で歌詞をそこまで重視して聴いてないから
というか、音楽なんて、そこまで注意して聴いてないんだ

追憶の「そしてまた一緒に 星の記憶になろう」という歌詞が素晴らしい

私は一生えんそくがだいすきだなって、リフリッチみるたび再確認してる
良いバンドだな。
最新アルバムを聴いて「次のアルバムが楽しみ」と言えるバンドって、良いバンドに決まってる。