歌うことくらいしかできないから

This is a 大計画5

1月21日@OSAKA MUSE

・LIPHLICH
すごくて、いつも違うバンドみたい。
びっくりしたのは、初めての感覚なんだけど美術館にいるときの緊張感に似たものを感じて、すごいと思った。
わくわくしてたのしいが止まらなくて、目に見えてたのしー!っていうえんそくの「たのしい」とは違うたのしいだったことが良いと思った、こういう空気を、「たのしい」と表現できることがうれしかった。
美術館の空気、足が動かなくなる瞬間あるじゃないですか、それで、あと暗くて広い部屋で映像を見せられるときのあの感じ。
いつもはこばやんの表情か、たっきーのギターを弾く手を観るのがすきで、なんだけどこの日は久我さんしか目に入って来なかった。
ワクワクしたことがうれしかった。
ダダダダ言っている曲カッコイイ、あと最後の曲も別格。CD買って帰れば良かった。
「えんそくとリフリッチは、同じラインに立っているんだけど、こっちとこっちで、左右対称みたいな感じ」
他のバンドとやるのとは絶対に違うということ、えんそくが「久我さん」に褒められていることがとてもうれしくて、なによりも久我さんに褒められてるのがすごく、誇りだった。
わくわくしたのは、これがきっとえんそくとのツーマンだからこそできた空気感だったんだということで、そこにしびれた。
リフリッチにもしびれたし、それを通してえんそくにも惚れ直した。
最高のステージだった。
最後たっきーが何度も何度も口で「アリガトウ」を連呼していた。


・えんそく
インフルエンザのためミドさんのみ欠席。
「ミドは死にました!」と最後のえんそく。「ミドの生前葬です」と言ってミドさんにお祈りをささげた。
終わってから、「私も生前葬したい」という謎の欲求を出してきた某ミドギャ、わかった、今度しような。

新曲すごく良い
だが集中しすぎてしまった。心が持っていかれてしまったので、しばらく置いてけぼりになってしまった。
そうして頭の中、牛の首や白と黒の世界を想像してしまった。
ペテンと言っていた。君も、そしてボクも、みたいに言ってた。
「待ち切れず街にやってきた君」というのと「救いの夢すら見れない君」みたいなのが良かった。
君ばかりで混乱するけど
夢という単語が数回でてきて、一度だけ「惡夢」と言っていたように思う。
うまく聴き取れなかったが、子供のような声とのか掛け合いがあったように思う。
正しい世界の終わり方がここでは描かれているのだろうか。まだ分からない。
予言書を書き変えるというような歌詞で、そこから朱色とU.F.Oだった流れ良かった。でもぼんやりしてしまった。
「君の世界を変える何かに」みたいな、ニュアンスだけど、そういったことを言ってからU.F.Oに入った気がする。
あまり思い出せない。自分のことがふがいなくて、狂ったセカイが苦しかった。
考え事をしてしまった。

リーダーはおっかないことに、この日の公演のためにヘロヘロになりながら弾いたベースの音を送ってきたとのことだった。
へろへろで、思わずメンバーも笑っちゃうような、そんなだけど、観えないリーダーはすごく格好良かった。