すべての生と死に対してお前は唄い続けていかなければいけないの

えんそく

2MANツアー『BEDROOMモンスターズ～寝室の怪物達～』Mix Speaker's,Inc.

11月22日＠名古屋ell.FITSALL

・オープニング
オープニングがあった！
ツインボーカルなので、ミキさんとぶうさんでMSIのドクロKITCHENを歌う
ミドさんがシークさんのベースを弾いてて新鮮！
クラオカさんはアヤさんのギター
いろいろ気持ちが忙しくて上手は全然見れなかった。。
振りをするぶうさんの可愛さは、楽しい！という感情から出てきているもので、本当たのしそうで良かった。


・Mix Speaker's,Inc.
導入の作り込みからまず心を掴まれます。
お料理屋さんだから、まずはシェフがメニューを読み上げていて、そのメニューと共にメンバーが入場するんですけど、完全にオタクに優しいヴィジュアル系だし｢なるほど｣というオタクな感想を抱いてしまったのでミックスは二次元。
キャラクターのバランスが良すぎる。
ステージ上手にカウントダウンの時計があって、それが時を減らし始めたら始まりの合図で、これは良い、すごく良いシステムだ。

振りはむつかしいときいたが、形はむつかしくないが知らないと少しタイミングが難しいかも。しかし苦労無く楽しめたことも良かった。
ツインボーカルの熱量の違いが良い。
ニカさんはキメ顔につぐキメ顔の嵐でそれが素晴らしいと思った。
会場にいるすべての｢女の顔｣をくまなく観ていた。自分のことを観ているか観ていないかは関係無く、そこにいる全ての女の顔を把握し、そしてすべてを平等に女扱いしていた、すごい男だと思った。
対してミキさんの格好の付け方が私は好みだった
気だるさがセクシーで、怖さがあるのに対してのああいう声の感じというか、それが素敵で、歌い方も格好良かった。水を吐かなければもっと素敵な人だと思う。

シークさんのベースがデカイ！と思って、というかもう存在がデカイ。無視出来ない。みほさんが｢インテリやくざ感｣と言っていて、確かにさながら大杉漣です。
シークさんの煽り方がすきだ、めちゃくちゃな悪魔のように煽るのに、すごい楽しそうというか笑顔で、楽しんでて、そこが素敵だった。
あやさんは男だった。顔の綺麗な、男だ……我々ののゆめかわとちゃう……と思った
ギターを見つめながら集中して弾くタイプだった
我々の肩幅レディはギターと会話するタイプ。
ちなみに世界のユウスケクラオカはギターそのもの。

下手上手で別れてヘドバン対決をした
下手ミックスチーム、上手えんそくチーム。
私はミックスチームだったけど、えんそくチームがあたま振ってるときにぶうさんがめちゃくちゃに楽しそうな顔をしていて、それが素敵だった。
ミドさんは一生懸命に回転ヘドバンをしていて良かった。
勝者は「両方良かったから両方！」
勝者組にはポケットティッシュを贈呈。

最後の曲はどんどん早くなる
はやくなって早くなって、58分あった時間がプツンと切れたら演奏もおしまい。
その潔さが素晴らしいと思った。
とても楽しかった。


・えんそく
うわーすごく良いライヴだ
なにより総統がべらぼうに楽しんでいらした。
U.F.Oとかで特に如実に現れてるんだけど、その制御しきれぬ恍惚の表情、あれがたまらなくて、
でも今回はまた少し違うと思った。そんな表情しておきながらもなおハンドルはしっかり握りしめられていて、
制御、というよりちゃんとコントロールできるようになっていると感じた。エンターテインメントのプロだ。王様はぶうさんだ。
自分の抑えきれない高ぶる感情をコントロールしながら楽しんでいて、去年では絶対にこれはできなかったと思うから、なんか、そんなぶうさんが観れてうれしかった。

とにかく愛の流星だよな
この日にそれを持ってきたということにしびれる。
愛の流星はなにげにえんそくの良いところが全部詰まっていると思う楽曲だし、「えんそくらしい」と思っているから、私はこれが最も正解だと感じた。

世界の墓地からこんにちはおじさんも登場した。
久しぶりじゃないのに久しぶりだうおおーっていつもなってうおおーってまま気付いたらいつも終わっている。墓地はライヴでみるのがだいすき。
新しい神様にあいさつをする律儀なバンドです。
思えばこの楽曲も、時を経て様々な役割をはたしているなと思って面白い、えんそくの曲たちは、まだまだ変化しようがあるのが良いところで、そして、重ねた年月をかみしめる。

イルキメラのうおーはまじで見せ所だしいつもどの声も聞こえないくらいの大声で叫んでいてもうなにがなんだかわからない！って感じ。
折りたたんで終わりたいのに周りが頭をあげてしまう問題があります。自分もたまに忘れます。


最後はNIKAさんがA、ぶうさんがBの「アリス・エクス・マキナ」。
NIKAさんって久我さんとはまた別のセクシーさがあるじゃないですか、いうなればmichiさんに近いタイプと言いますか。
リフリッチのときとはまた別の良さがありました。
今回はこないだと逆で、ぶうさんがBを歌うというのもあるけど
2人して格好つけてて良かった。「世界は誰かの夢なんだ」と叫ぶときに、顔を見合わせるのも良かった。
とても良いライヴだった。
えんそくがこういうライヴが出来たのはミックスさんのおかげだし、またミックスさんのときにこういうライヴが出来たことが誇りだ
ファンで良かったとこういうときによく思う。
2マンは良い。

さきさんはNIKAさんで私はMIKIさん派だという話をしたときに
がたいが良いのがタイプなのではという疑惑を持たれたが断じて違うぞ
MIKIさんがMIKIさんだから良いのだしぶうさんがぶうさんだからすきなのだぞ？
がたいとかシルエットが似ているからじゃないぞ！！！！？？？！



2MANツアー『BEDROOMモンスターズ～寝室の怪物達～』Mix Speaker's,Inc.

11月23日＠ESAKA MUSE

前回同様ドクロキッチンセッションから。
ぶうさんは間違えずに振りをできた。
とにかく楽しそうなぶうさんを観るのでいっぱいだから他に回らなかった
あ、クラオカさんの襟が立ってた
クラオカさんはメロイックサインをしまくりながら退場していった。

・Mix Speaker's,Inc.
前日は心がぴょんぴょんして落ち着かなかったが少し余裕が出てきて、いろいろ観ることができた。
NIKAさんに一度ロックオンされたが、それも光栄だと思った。
他のバンドだったら、二度とそのひとの顔はみれね～ってなるけど。
NIKAさんの振りはお手本以上の正確さで、ピシッ！バシッ！と、その動きだけで敵を倒せるというほどの華麗な動きをしていらして、
対称にMIKIさんはけだるげにふわっとしているのが良くて、その対比がとっても良い！
NIKAさんは水を取るしぐさすら華麗でビビる。ギターソロの間、水を飲んでいるときも華麗に舞っている。
シークさんが見やすかったのでよく観たが、圧倒されてしまうな、圧倒的な力を感じる…
一度その存在を目で追ってしまうと振りも忘れるほどにポカンとしてしまう。
何かの曲で電動のこぎりのような装置をギュイーーンとするんだけどあれは結局何物なのかよくわかんなかった。
よくわかんないけど格好良かった。

引き続きヘドバン対決もあった。
他人のヘドバンを横から観るってのもなかなか無いものなので面白いなと思った。
タオルを振っているときに、MIKIさんがニヤニヤしながら楽しそうにしゃがんで我々を見下ろしていて、ありがとうございます。という感じだった。
ぶうさんがMIKIさんに、「こいつミックススピーカーズインクって言えてない」と言われていた。
ぶうさん「100回中100回言えます！」
MIKIさん「うそつけ！」
ぶうさん「家で毎日100回くらい言ってますもん！」
MIKIさん「暇かよ」
たのしそう
そのあと3回ミックススピーカーズインクと言わされていた。笑

ミックスのライヴとても良かった。
なめてないしなめられてないし、逆にお客さん取りに来る勢いなのがほんとにうれしかった。
相乗効果できてうれしい。



・えんそく
なんてこったい大天使で始まった！！
クラオカさんもだいすきな「宇宙大天使土曜日」。
何度も聴いて、観ているんだけど、意味合いが違う。
確信を持って歌っていた。すごくきれいだった。
出てきたときに言っていた台詞を正確に思い出せない。「狂ってオカシくさせるためにやってきた」
戦闘員Mを2曲目に持ってきたことも私はしびれまくった。ビシバシと勝ち戦しに来ているのが目にみえる。
勝たなきゃいけない戦いだった。
飛んで飛んでぶっ飛んで、すべてをめちゃくちゃにぶっ壊す。
ししゃもはいつもと違う意味でのししゃもだ。
先輩にかみついて喰らいつくすほどの激しい衝動がそこにあるのがたまらなく良かった。
やんちゃなえんそくがカッコイイしかっこいいし、格好良いんだ。
えんそくです、というときに、一文字ずつ「え、ん、そ、く、で！す！えんそくです！！」って言っていたのがとても良かった。
そう、これがえんそくです！
ゴードンもめちゃくちゃ良かった。こういうときは超じゃなくて1回に限る。快速だ！余分な駅に止まっている暇など無いのだ。
机上の空論はデビルキッチンの踊り。
ここでも全然疲れを感じなくて、アドレナリン出てる、って自分で感じた。

マキナがここで来た！ここで！素敵だ、マキナも「バンギャ姫」の方々にお見せしたいと思っていたよ。
キーンしてるときのぶうさんの真顔がすきだよ
休憩タイムで、ぶうさんの緞帳で汗を拭くクラオカさんたまらん。
ぶうさんに怒られていた笑
上手でナゾの動きをするゆめかわおばさんもかわいかった。
楽しかったので真似した。
恐らくデビルキッチン的な動きをしたかったんだと思うけど謎すぎてぶうさんがそれをみてゾゾゾーってしていたのが良かった。
「そこのババアが変な動きしてたんだよ！」ってミドさんにすり寄りながら、ミドさんの腕をぽにぽにつかみながら言っていた。
「そこのババアが！いや、ババアジジイが、ん？ジジイが」からの「妖怪ジジイ！」
うわあ～最高。妖怪ジジイいつくるかなって思ってたけどここで来た～～～うわああ楽しい。泣けるほど楽しい。
それでU.F.Oですよ。前日の良さと違う良さがあった。はっきりとそこに立って歌っている人がいてくっきりとしていてなんていうかうまく言えないんだけど、しっかりと立っていてすきだった。この血を全部のとこがすごく気持ちよかった。U.F.Oは特別な歌だから。

ここから新曲2曲という流れが非常に良くて、歓喜した。この流れ、歓喜した。大事なことなので2回書いた。
イルキメラの折り畳みが非常にむつかしいよね、カッコイイポーズはキマったと思うけど会場のどれくらいがカッコイイポーズしてるのかな…と思いました。しようよ格好良いポーズを！だって舞台の上があんなに恰好良いのに負けてられないでしょ。
叫ぶしかねえときに全力で叫ぶしあの瞬間何もかもなくなるのですきだ。なにも無くなる瞬間。

12モンスターズは、
「俺の為に踊れ」というしそんなこと言われなくてもおまえのために今日も世界をぶっ壊してやる。お前のためだよ。
だからえんそくには「みんな」のために世界をぶっ壊していただかないといけないから今日も私はえんそくについていく。
時間とお金を使って大阪まで行く。U.F.Oが来ないならこっちから行けば良いじゃん。
めちゃくちゃにしてやった。

セッションは前日と同様にアリス。
普通の大きさのベースを弾くシークさんが新鮮で、ギターを弾くAYAさんが贅沢すぎて、すごくうれしかったなあ。
じょいさんもうれしそうだったなあ。
NIKAさんの「おおさかあ（語尾上げ）」も大変良かったな。
2人格好つけてて格好良いから綺麗でした。格好良さが大事だね。

でさー、やっぱ、名古屋でハイウェイ、大阪でUSJをあえてやらなかったことにぐっっと来た。
「MSI」と勝負していた。
えんそく格好良い。





楽しかった。
またやって欲しい。たくさんやって欲しい。


ミックスさん本当にありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。