うんだかだーうんだかだーうにゃうにゃはれってほれってひれんらー

メトロノーム『解離性同一人物』発売記念 トーク&握手会

9月22日 タワーレコード新宿店

扉から出てくるとき頭をぶつけそうになるシャラクさん
タワレコの黄色い背景と混ざり合ってよくお似合いだ!というフクスケさん。
高い椅子に座ると足が下までつかないので足を組むリウさん。
高い椅子の足をひっかけるとこに足をかけるシャラクさんは、背が高いので足が下り曲がって、体育座りのようにちょこーんとまとまっているのがかわいい。
一方体積のでかいフクスケさん。
みんな違ってみんな良い。

ZEPPではよくわからないままだったけど、サイバーではっきりと「メトロノーム感」みたいなものを思い出せた、というようなことを
フクスケさんがおっしゃっていて、一方リウさんはZEPP一曲目でばしっと思い出したとのこと。
メトロノーム感」というののお話きけたの良かったな。「解離性同一人物」はそういう、お客と自分たちとのそれぞれのメト感みたいなものを歌っているような感じだから。

ライヴハウスでよくアンケート取っていた頃のお話
リウさん「フクスケはアンケートすごい読んでたよね、同じの何回もループしたりして」
リウさんは、メンタルが強く無いからあんまりアンケート見れないけどフクスケさんは一言一句他のメンバー宛のも全部読みまくっていた、そうです。

曲のそれぞれの聴きどころなどのお話
リウさんが、解離性同一人物はそれぞれの見せ場みたいなものを意識したとおっしゃっていて、PVも撮るからそれも意識したと言っていた。
シャラクさんが「○△□?」のサビを「けだるいオシャレ」と言っていた。とにかくおしゃれだと。
たしかに、アダプターをやってきて培ったものが大きいように思う楽曲だなと思います。
メタリア~ノは声を聴いて欲しいとシャラクさんがおっしゃっていて、「この声を聴けば好きか嫌いかがはっきり分かれる」と言っていた。
フクスケさん「言いたかないけど、ハッキリ、だね」
あと、これは男気あふれるコーラスで頼むとシャラクさんに言われて、がんばったけど出来なかったからあとよろしく~と言ってリウさんに投げたフクスケさん良かった。おかげでリウさんは何テイクもコーラス録ったと言っていた。
でも、シャラクさんが解離性のとき「野太いコーラスのときはやっぱりリウさんに頼みがち」と言っていた。

ZEPPのお話
リウさん「僕の友人も観に来てくれていて、フクスケは面白可笑しい愉快な人だと思ってたけど、ホントは格好良いんだねって言ってました。僕の友人のコタニキンヤさんが言ってました。」
フクスケさん「彼は一体今まで俺のどこをみていたんだ!」

メジャーデビューは夢がいっぱいだと言ってた
リウさん「本当に夢のある話ですよねえ」ってしみじみ言っていた。
シャラクさん「メジャーデビューに年齢は関係ないんだなって、あのほら、演歌の孫って曲思い出した」
メジャーの話は以前も何度か出ては「マニアックすぎる」だとか「その服は黄色と黒じゃないといけないのかい?」などと言われて立ち消えたというお話が良かった。

再結成して今の心境というのを聞かれたときにシャラクさんが
「今がとても楽しくて、あ、過去がどうとかこれからがどうとかじゃなくて、そうじゃなくてただただほんとに今がとても楽しい」とおっしゃっているのとてもうれしかった。
「でもこれからいろいろ考えなきゃいけないことが出てくるかもしれなくて、だからもっと…じゃないやこれからもずっと応援してくれないと、また未来に帰っちゃうよー、いいのー?」と無邪気に言うところが良かった。
今は未来(2005年)の未来(2016年)なのだと思って良かった。
あと、「7年経ったっていうより、7歳急にぽんと歳をとった感じ。」みたいなことシャラクさんが言って、「えっそれ怖くない?!」とフクスケさんが返した。
フクスケさんが、「楽しく活動できるように土台を組んできたから、これからたくさんタノシイことすると思うので、よろしくお願いします」と言うのが良かった。そう、7年の土台があることにじんとしちゃう。


握手はリウさん、シャラクさん、フクスケさんの順。
リウさんには、「新曲が本当にすっごくすっごく、すきです」と言ったら
「たくさんたくさん聴いてくださいね」と言ってくださったのがうれしかった。たくさんたくさん、と二回言ってくれたのが良かった。
シャラクさんには、メトのライヴ初めて観たということお伝えしたら、はっとして妙にかしこまって「これからもよろしくお願いします」と言ってくださって、ああ今日来て良かったと思った。
7年分ってそういうことで、初めてライヴに来れるお客が必ずいるってことなんですよ、そういうのお伝えできて良かったよ。
フクスケさんにはなんかもうよくわかんなくなってこんにちはって言ってしまったらこんにちはって返してくれた笑、また来てねっておっしゃっていた。


爪が良いなーと思っていたのでお写真うれしい!


僕らはみんな意味がない

今日は雨の中新宿へ向かった。
二度寝してしまって、たくさん眠ってしまったけどまだ眠いや
会社へ行って
お仕事が全然できなくて今日もおれわだめだという気持ちになったから
筋少は聴かないでメトを聴きながらタワーレコードへむかった。


昔ずっと思っていたことは、
どこもかしこも意味ばっかりでそのことがほんとうにつまんなくて、無意味にこそ価値があると思っていた。
何も無いのに何かを求められることが気持ち悪かった。
「無」にもなれないのだと知った私は、それってもう死です、って感じ。だった。

そんなことはもう無くて今はむしろ意味に固執しすぎているきらいがある。
だが今は、それが使命なのかなと思う。

ああ空虚だ
と文字にして書いてみると滑稽すぎるので面白い。
今日もご立派に虚無だとか思うことが滑稽で
いつかあこがれていた「無」にも今ならなれるような気がするくらい虚無なんだけど
それって死ではなくて、今は、ものすごく生きてるっていう意味だから余計にあれだ
ネガチョフなのかポジコフなのか分からない発言ですねこれ


「私のうた」って私はよく言うけれどそれって別に「私そのもののこと歌ってくれてる」とかそういうんじゃなくて
もっと感覚的に、自分が言葉にできなかった「もやもや」がはっきりと言葉になっているものがそこにあるときの感じですかね。音楽だけじゃなくて小説やマンガでもそれはあると思うんだけど。
ぶうさんは、「私のために歌ってくれてる」ってどんどん思ってくれっておっしゃっているんだけどなんかそういうことじゃなくてね。どうもそれとは違うんですよねえ。
でもその発言はスイートすぎて私にはもったいなくて食べられないから冷蔵庫に大事にしまってながめておくよ。
まあなんつうか、私のために歌ってほしいわけじゃないからなあ。

「狂ったセカイと時計仕掛けの神様」という副題のついたライヴへ向かう新幹線の中で
私はご自慢のGショックの電池が切れたんだけど
その日に配布された「狂ったセカイと時計仕掛けの神様」という新曲で、「とっくに壊れてる!!」って歌っていて。
まあそういうこととかさあ、そういうこととかですね。
そこにハッとするかしないか、そういう感覚とかが大事なんだと思います。

カフカの右手

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漫画の中の発想は、現実の発想とそんなに変わりはなくて、話のなかでこうありたいと描けば、そのうち現実にも同じことが起きるんですね。今住んでいる世界は、こうあればいいと思う願望が現実になっているだけなので。どの時代もそうだと僕は思う。