今、壊してる。

CHAIN THE ROCK FESTIVAL 2016

8月28日 CLUB CITTA’川崎 3日目

とりあえず

・UCHUSENTAI:NOIZ
まさとさんは指の先から足のつま先まで神経の通う美しい生き物だなと感じる。
裏腹に、マイクを持った時のあの表情、キ印じみたオーラが素晴らしい。

ふりはわかんないけどとりあえず回る!
最初の出てくるとこのシャキーンのポーズ全部覚えたらもっとたのしいだろうな。


・えんそく
10年間、ボールペンにつまづき続けている男たち。
その一瞬を大量にぶちかましに来た「えんそく」とかいう名前のとーってもふざけたバンド。かっこいい。
挨拶から始めよう、「えんそくと申します」!これが良かった。
「えんそくだー!」じゃないのよ、「申します」なのよ。
「毎日楽しいを更新している」ぶうさん。「楽しい」が一番たのしいということを知っていて、それを我々に教えてくれる。
今日はいつもとはまた違うタイプのアウェーで、とても心地が良かった。
良いライヴだ。
ペンは何気に久々な気がした。真ん中のせり出したステージの空間を、これでもかとフンダンに使う。
「お客さんをうしろから見ているだけでも楽しい」という称号を得られた。とみほさんにきいた。すれ違いざまに言っているのが聞こえたらしい。うれしい。また観て欲しいと思う。
U.F.Oの記憶がほぼ無い、真ん中であおって、そこに向かって手を叩いたのは覚えている。
タノシイタノシイが先行して、視覚の記憶がほとんど失われている。
机上の空論、今日のメニューは「家を奪われて悲しい人」の運動。なんのこっちゃです。
おまんじゅうの立派な我が家を建てたあとにセクアンの「置いといて」をやる感じです。
ぶうさんが家を奪われる回数だけ、どんどん悲しい表情になっていくので、私もどんどん悲しい顔をしながらやっていた。
あとできいたら、ミドさんがお客をみて笑っていたらしいから、きっとみなさんでどんどん悲しい顔をしていたのかもしれない。あんな動きしながら悲しい顔している様ったら愉快でしかないだろう。
ああ、それで、バンギャルラだ。そうだこれがあったと合点がいく。
むしろこれしか無いじゃないか。うってつけなの。今日ここで聴けたことがうれしかった。
しばらく聴けないと思っていて、でも聴きたくて仕方なかったからうれしかった。
イントロが流れたときが特に最高の瞬間。
ユウスケクラオカによる魂のギターソロが聴ける、あの贅沢を今日は味わえるのだとわかる瞬間。
この大きな空間で!そう、ここはとても広いのだ。
チッタのスケールがよくわからなくなる。
えんそくはやはり、大きな会場がよくお似合いで、そして会場に入って感じた体感の、何倍もの広さを感じさせてくれるから、それがとてもうれしい。記憶の中でそれが膨張して、限りなく広くて素敵な空間になる。
最後のえんそく、「これは終わりなき旅路」と、「ウェルカム」と言わんばかりに手を横へ広げる、あの瞬間、永遠だと感じる。
時計の針はその熱気でぐんにゃりと歪んでいる。文字盤もきっと読めないだろう。とっくに壊れてる。
ああ……ひとつずつがどれも愛おしい記憶だ。
ライヴが楽しいと思える今が、本当に尊い日々だと感じる。ありがとう、良い薬です。
今日もまたひとつ世界に勝ちましたから、「その日」に笑って突進しよう。

えーとその他
いろいろ思ったけどかいつまんで言うと
全体で機材トラブルが多い!!以上!!!!!
えんそくではゆっちゃんのギターの音がやたらよく聴こえてそれもまた一興だった!
とりあえずもう眠る!