そのバンド本当はいなかった

CHAIN THE ROCK FESTIVAL 2016

8月26日 CLUB CITTA’川崎 1日目

・マイナス人生オーケストラ
どうしても、マイナスとグニュウが同じステージに立つぞ、というのが体感したくて観に行った。
頭が大変振りやすかったです。平日ですから…。おかげで非常に筋肉痛です。
久々だったのもあって、とても楽しかった。
ステージ広くて見やすいが真ん中だったのでほぼハルさんしかみれてない
この日のベースはサヲリーナさんでした。
復讐甲子園を朝ずっと聴いていたので、一発目だったことがとても正解でうれしかった!
僕の神様でナイフをカタカタと落とす。
ガクガクと杖をついてステージ前方へ移動する。ぺたりと床に膝をつく。
ハルさんはいつも我々に観たいものをみせてくれますよね。
犬or人間で旗を振りながら、左右にへとへとになるまで動きまわっていた。
楽しそうだった。
おっぱい揺らせっの振りのとこで、「きっとはくえいさんもおっぱいがすきなはず!分かんないけど古川さんもきっとすきなはずだ!みんな揺らせ!背中のぜい肉を前に持って来るように!」と言っていた。
ハルさんが、はくえいさんとぐにうと同じ舞台に立てたの嬉しいんだろうなというの伝わった。
ヴィジュアル系の次世代を担わせていただきます」。
とても「凍結」するとは思えない台詞を堂々と吐く教祖は格好良い。
今更だけどこの「凍結」という言い方、
筋少かはたまたP-MODELか、元ネタありきかと思うが非常にマイナスに合った言い方ですきだな。
最後生虫さんがキザに白いバラをポッケから出してお客に投げた。
頭に花がついていてかわゆかった。


・GUNIW TOOLS
古川氏のお衣装はあれなんだろう、カーテンのような感じ…白塗り、目の周り赤。謎のハイソックス。謎の靴。かかとの無いハイヒールのような。
あさきさんは黒くて布、って感じのお衣装。
なんだかあさきさんのギターが久々すぎて、なんか弾いている様を観れるだけでうれしかったし、
大きな会場にグニュウがいる、というだけで私はうれしかったの。
最初古川さんちょっとぼんやりしてたけれど最後Looser Sugarでは、せり出したステージの前方に歩み寄れるほどの余裕がありました。
途中中西さんがベースのストラップ取れて、膝をついて座りながらベースしてたんだけども、その「たたずまい」すらも様になっていてやっぱ中西さん格好良い。
キリバヤシさんあまり観えなかったのだけど、あさきさんとアイコンタクトを取って丁寧にドラムをたたいているところがとてもすきだった。
ユキドケミズが個人的には良かった。
古川さんがアンチョコほとんど見て無かったのでそれがうれしかった。



・その他の出来事
キバさんがシンゴジラの話をしていて、若干ネタバレをされたような気がします。
はくえいさんの衣装と立たずまいがやはりキマっていていいなと思いました。
あと、みのりさんと、昔の手扇子についてお話ししていた矢先で、
古い方の手扇子やっている方をちらほらお見掛けしたので、それがすごく良かったですね。
ばんぎゃるの振りやたたずまいを観るのが非常にすきだという話などしていた。
我々はいわゆる生粋のバンギャルでは無いので、そういうとこの共通点はあるので面白い。
お話したくさんできてうれしかったです。
彼女のお話しはとても面白い、興味深い。筋が通っているので、聞くのすき。
私の知らないえんそくの話や、ハルさんのお話とかできて良かった。
チッタは、寺子屋10周年イベントで来て以来なのだが、非常に小さく感じた。
そのときえんそくを観たときには、限りなく大きく感じてそれはもううれしかったのだが、
ステージの組み方などもあるでしょうが、なんというかスケール感がわからなくなった。

春ごろだったかな、夢の中で、ぐにゅうとえんそくがチッタでライヴしてるって夢みたから
なんだか変な気がしている。

スナックROXY

細川唯さんが毎週下北沢のスナックをお借りして、自分の作ったごはんを出す、ということを最近始めた。
一度で良いから行きたくて、時間がありそうだったのでお邪魔させていただいた。
お唯さんのやりたいことというのを体感したかったのだ。
彼女にはエネルギーがある、それを観るのがすきだ。観ているだけではだめで、気付いたら引き込まれる強引さもすきだ。でも、絶対に一線を越えない。越えているように見えて実は越えていない。

知らないひとにお久しぶりですと言われた気がしたが誰に言われたのかが分からなくてスルーしてしまったの申し訳なかった。現場に女子が少ないため、覚えられやすいみたいで、なんとなくあの界隈に行くと知らんひとが挨拶してくれたりする。ミスiD現場界隈は割とそういう、和む現場だと思う。
「じゃあウーロン茶ください」というと「お茶あ?!お茶飲む人の気持ちが分からない!」と言われたのでコーラにした。そう、コーラを飲みたい気分だったんだ。

もうひとり女子がおって、その子が「監督」と呼ばれる男性に対し
「監督っていうのは映画を撮っていないときは、普段どんなことをしていらっしゃるのですか」という質問をしていてちょっとぞくっとした。
その悪気の無さ、無知さと純粋さのミックスされた絶妙な質問に対し「監督」は、「それはなかなか…真理をついた質問だねえ」とのらりくらりとかわしていたのでなんとなく和んだ。
「なんか、どうしようもないことしてるんだと思うよ。」

あと、「申し訳ないけど○○がすきな感じの人たち」という表現がとても良かった。
美大生というのは往々にして、美大生であるということに甘んじてしまう生き物なのである。
そこも「私も通ってきた道だから」と受け入れて、真面目にちゃんと「作品」に仕上げようとする正しさは、絶対に必要だと思う。伝わると良いが、泣いてしまった人がいるという話、非常に滑稽です、ではその人らは何のために他人を巻き込んで「表現」をしているのだろうと思う。いろいろなものや人に対して失礼をしていると思う。
でもそこを受け入れるお唯さんの強さがやっぱり一番正しいと私は感じる。

「ハサミ虫」の詩の朗読をようやく聞けた。
なるほどすごく「お唯」がすきそうな感じだと思った。
有無を言わせぬ文体と、虫に対する愛情と憎悪の温度差などが。
でもなんとなく「贈り物」というので暖かさを感じる文章である。

お唯さんは非常におにぎりを握るのが上手で、なんでも小学生のとき「ごはん係」だったそうである。
「おにぎりのスペシャリストになろうと思って、毎回立候補してその係になっていたの」とおっしゃっていて、その頃からお唯は「お唯」なのだと感じて良いエピソードだと思った。

私はひとの話を聞くのがすきで、自分の話をするのは非常に苦手で、その場の空気が「私の話」になる瞬間が最もすきではない、早く別のひとの別の話をしよう、となってしまう。話をすればするほど、自分が面白くない人間だというのが分かり、申し訳無くなる。
お唯さんはいつも、はっきりと私の事を名前で呼んでくれる。
私は自ら名乗ったことは無く、2回目会いに行ったときにはすでに「ゆめみさん」だった。
ひととして向き合おうという姿勢がすきだ。
私は私をすきでは無いから名乗るほどのものでも無いと思うし名前も顔も覚えてもらわなくて構わないけれど、お唯さんはいつも覚えていてくれるから、それはやっぱりうれしいと思う。だがコミュ症だから黙々とレンコンを食べるしか無いんです。
お通しプレートがどれもおいしかった。にらとチーズを餃子の皮で巻いて焼いたものが非常においしくて、もったいないから最後に食べようと思ったのだけれど、冷めたら良くないので結局途中で食べた。おいしい。また食べたい。
ピーマンとツナ?を合わせたものも、お肉もレンコンも全部良かった。

最後帰るときに、じゃんけんをして勝ったらツーショチェキ、負けたら餃子の皮をプレゼントするというのがあった。本当は女子はじゃんけん無しでチェキが撮れると言われたが、餃子の皮などというバカげた企画が愉快だったので、是非じゃんけんをとお願いした。勝ったのでおチェキ撮った。
お唯さんが私の上に馬乗りになって撮るという非常に…なんというか恥ずかしいが面白いチェキが撮れた。
それを「枕営業チェキ」と称していたところにセンスを感じた。撮れたチェキの表情はとても楽しそうだった。
良い空間だった。

感度は良好

「ひくひくぴゅー」ってめっちゃ聞き覚えあって、なんだったっけなあ~とずっと考えていたけどそうだ天こなで言ってたやつだ!その語感が面白くて当時よく使っていた。
ぶうさんも西森とか読むんですかね、集英社の申し子のくせに。
何か思わぬところで「何か」を得た気がしてうれしいです。

うーんん書きたいことたくさんあるけど今日はこのへんで
また明日