今日も変わらず空は青いよ

「狂い咲きハルマゲドン」十二日目 東京 ~狂ったセカイと時計仕掛けの神様~

3月12日 高田馬場CLUB PHASE

「たのしかった」という言葉がすきではない
過去形を使うのが苦手だ。
私は、えんそくの今と、未来しかみえてなくて、「たのしかったなあ」というのがなんだかいつも変だなと思う。
でもそういうしかないんだよねえ
生きている限りは全部が過去になるんだもの。
でも、やっぱりえんそくは「今」の連続で出来ている。
「たのしい」というのが良いな。

12ヵ月連続、東京大阪2か所でワンマンライヴをするというこの「狂い咲きハルマゲドン」という企画も、ファイナルをむかえ本日が最後でした。
一年間高田馬場に通いました(心斎橋もね)。
ですから、なにも知らなかった私の中にも、着々とえんそくの「過去」が蓄積されていくわけで、
これから先10年20年そういうのが蓄積されてどんどん「過去」になり続けても、私はずっと「今」を観たいし、それを見せてくれると約束してくれている。今日みた光景も、10年後にも、まるで「今」のようにいつでも思い出せるんじゃないかな。
私はずっとこの場所を守り続ける。えんそくを見続けたい。
まあそういうのは良いよ。意思表示はどうでも良い。今日もたのしいがたくさんだから、それがすべて。


最後のえんそくは、始まりから
「なに笑ってんだよ!」ってのがすごく良くて。
こっちの台詞だよ!
特に、しゃがむところで、すごく良い顔していた。笑っていた。
うれしかった。

朝起きたときから今日のブログのタイトルは決まっていたんだ。これがふさわしいなって思っていたんだ。
「空は青、大地は桜」素晴らしかった。
永遠と瞬間のくり返しだ。そうやってずっと青い空のように祈り続けて歌って来た。
私はえんそくが一等すきだといっそう思った。

今日もバンギャルラは格別良かった。
えんそくというバンドの良さがぎゅっとしている曲の一つだと思う。
何のために彼らは歌っているのか、何のためにライヴをするのか、それが分かる。
クラオカさんのギターソロは本当にやっぱりすごく良いんですよ。何においてもこれだけは見逃してはいけないと思う。魂の一撃だから。
その後ろで、魂の押しつけことぶうさんが、何発も何発も銃弾を撃つ動きをしていて、ああ良いなと思う。どっちも観たくて目が忙しかったわ。
えんそくは誰にも倒せない怪物なんです。だから、挑みがいがあるというものだろう。


10年後に、私たちの首が動かなくなったら、
その頃までに首を治す方法考えとくからって、そう言っていた。
後先考えずに頭を振る。言われなくてもバンギャル諸君は後先なんて考えて無いです。今がいちばんみにくくてかわいくてどうしようもなく瞬間しか観てないのが「バンギャル」だと思う。私はバンギャルじゃないけれど、それはとても儚くて美しいと思う。
だから私も、首なんて動かなくなって良いから、今日の、今のこの瞬間だけにすべてをそそいで頭を振る。この瞬間が永遠だと思って振る。


これが最後のライヴだと思うくらいの気持ちで挑むのだというようなことをおっしゃっていた。
俺はこれ永遠にやってるつもりだけどってのも言っていた。
ああうん、ああ!そうなの、知ってる!
私は、ライヴどころかね、毎日、いつ死ぬかわからないと思って生きている。ひとはいつでも死ぬ。
「死ぬのはいつも他人ばかり」とはよく言ったもので。
だから、だからえんそくの言う「絶対」という言葉が、私にはとても大事。我等友情永久不滅。
明日死んでも良いように生きる、というのちょっと違うかも、明日死ぬかもしれないからなんでもやれば良いじゃんって思う。ひとはね、いつでも死んで良いんだよ。
それにさ、他人はいつでも勝手に死ぬからね。言いたいことは伝えられるうちに言うべき、良いことも悪いことも全部。明日誰かが死ぬかもしれないならば、私はその誰かに一生伝えそびれた言葉が無いように生きるべきなんだ。


581cはとっても綺麗なんだよ
暗闇と夜明けとを繰り返して、都合の良い世界にどんどん淘汰されていく。
おはようとおやすみが私はだいすき。
掌の上で世界の終わりを願っている。
「いつ終わったって良いよね、また始めれば良いし」
うん、これがえんそくだ。
こんにちは、おやすみ、おはよう
みんなの世界が変わることをずっと願っている。
えんそくはずっと同じことばかり祈って、歌っている。


マッケンローで!マイクスタンドをいい感じにバイクにしてて、ありゃあ良いですね。
マッケンロー聴くとき考えすぎちゃっていつもわかんねえ、言葉が足りねえ、ってなるんだけど
ライヴで聴くとそういうのがぜんぶぜんぶ飛ぶからすきだね。
頭頭あたまがわるい!っていつも言うんだけど、今日はなんかそれすら聴こえなかったわ。

朱色は不思議なもので、ライヴで観るたびになんかこんがらがってく。
どんどんこんがらがってる。
最後の手叩くとこあたりにいつも何かに気づきそうで気づけなくて、ぼんやりする。
私はまいこのことをいつかすきになれるだろうか。

その後のペテン師。とても良かった。
魔法にかけますと言ってはじまった。その魔法がとても効いた。ありがとう、良い薬です。

へとへとに歌うぶうさんを観てはははと笑いながらも、私ももうへとへとだった、ずっと。
でも根性が勝った。だって絶対に負けたくないから。
もらった熱量はそれに相当する熱量で返さなければならないし、時にはそれ以上で返さなければならない。

1999年の出欠確認こと「どこにいるんだよ」はやっぱりだいすきですね。
私は、1999年、と言われてピンとくる年齢のひとだけど、どれくらいの人がそれにピンときていたのか、来ていなくてもきっとすきな曲だと言える曲ではあると思うんだけれど、
ノストラダムスとかいう限りはやっぱり特別ピンときちゃうのだ。あの感じ、子供の頃の体温と、今の大人の冷静な身体と、まじりあって、アツくなる。

宇宙大天使土曜日でおしまい。
今日の大天使は本当に特別だよ。
最初の最初に聴いたときからずっと、私の中に「宇宙大天使土曜日」の言葉のすべてが染み渡りすぎているのを感じた。
今日はもう染み渡りすぎていて真っ白になって楽しくて楽しくてたのしい。でした。
きれいな白、というよりも、まぶしすぎて見えないいろいろな色。光の三原色。
今日も、安心して眠れる。
ありがとうございます。
えんそくが永遠をくれるというならば永久に愛している。





銀のハコブネ。
はあこれだからえんそくは!

今日はね終わっちゃうんだなというのは全然無くて
今日たのしみだなーやったあ~みたいな感じでした。
終わって、今も、やったあ~たのしいなあっていう気持ちです。

12ヵ月ワンマンの意味というが、えんそくがえんそくであり続ける意味でもある。
笑え!という狂った願望。それについていく狂った私達。
選ばれた人間なんだと言われたい人たちの狂った集まり。
そして次回は、狂ったお茶会。「永遠の新世界」。


次の新曲はこんな感じなので、よろしくお願いします!!!!
ううううさぎフラグ
ちょっと流れた曲はかなり、すきな感じでした。SEなのか、どれかの曲になるのかは分からないけれど、どちらにせよ楽しみしかないな。


お誕生日のことは
すごく良いなと思う部分とすごくなんていうか、個人的にうーんてなる部分とあって正直とまどいはまだあります。
とりあえず今日もぶうさんがこの世に存在して良い入浴と良い睡眠がとれていればそれで良いです。

きちがいのお茶会についてはまた明日考えます。
明日は何も無い日曜日だから。


時に!時に、ぶうさん、この写真かわいすぎやしませんか
あえて、あえてモリヤマさんではなくぶうさんあなたに言いたい。
かわいすぎやしませんか?

はい、ありがとう、良い薬です。

笑い合え永久に

ライヴ前のいつものあれ





孤軍奮闘、孤立無援ってのはつまり永久不滅の絶対保障ってことで。
なんかね、そういうのをずっと保証してくれるバンドなんてそうそう居ないんだよ。
あやういバランスでひとは生きているんだ。
「絶対」なんて普通のひとはあまり言えないんだよ。普通のひとならね。
私はそのことばすきでよく使うけどね。