少しも寒くないわ

「狂い咲きハルマゲドン」十日目 東京 ~少年少女再起動実験~

1月30日 高田馬場CLUB PHASE

少年・少女を再起動させる。
蒼い春はいつでも平等に狂い咲いて良いのだ。
えんそくは、アタリマエのことをアタリマエなときに出来なかった人たちに、大丈夫だと教えてくれるハミ出した大人達だ。
私は思えば子どもの頃から、そういうハミ出した大人のひとたちに大変良くしてもらう機会が多かったから、私もそういうひとになれたらなーと最近は思うようになった。本当に感謝してる。
なりたいなーとかいう感情を感じることができるのも、えんそくのおかげだ
なりたいものなんて一つも無かったからね。
だから「あの頃思い描いたなりたかったボクラ」というフレーズが、私はいまだに、よくわからないなーと思う。
そして、私はとても運が良いのだと感じる。ハミ出した大人が周りにあんまり多いものだからそれがずっと普通のように感じていたけれど、ひとと話すとそれは全然普通のことではないのだと実感して変な気持ちになる。
学校よりも良いものを私はえんそくに出会う前からずっと知っていたのに、だけれどどこかでやっぱり空白を感じていた。
引き出しが埋まらない状態だった。
そういうの考えるときは、マッケンローを思い出す。私はマッケンローな部分もあるけれど、そういう意味ではやっぱり違う。
世界のどこにも私は存在していなかった。
探し物はとても見つけにくいもので、「それよりボクと踊りませんか」と、惡のミカタが手を差し伸べる。

「花に埋もれて、私は眠っている」
このフレーズが、はじめて聴いたときからとてもすき。
冷凍人間の自分が実は「花に埋もれて」いたなんてことに気付かされたような気がしてうれしかった
そこに自分を重ねていた

寝て見る夢と、思い描く夢

ブルーハーツが最初だったのでめちゃテンションあがった。
今日はこのために来たんだ!

青春の形はたくさんある。狂い咲いて良い
扇子が、狭くて振るのが大変だったので、人の多さを実感してうれしかった。
最近は、叩くとこで飛び跳ねるのがすき。

イン・ザ・マリオワールドいつも以上にすごく丁寧に歌っていたようにみえて良かった。
親切な人が教えてくれたよのところ本当にすごく良いよね、ライヴでみると特にゾクゾクしてすきだ。
すべての感情が入り混じったような気持ちになってそわそわしながら、笑顔でステップを踏むのが最強に狂気だ。
つらいなあという部分を、去年のいつごろか「楽しいことを知りすぎてつらいなあ」という意味に取れるようになってからもっと広がって聴けるようになっていろいろなこと考えられるようになった。
まだまだ出てくると思う。

ゴリラの入りすごく良かった
「言葉を忘れろ!」
ゴリラの拳すきすぎてマジで天井にぶっささると思うくらいするよ私はいつも

「一人同士のボクラだから、今は、笑って握手をしよう」
墓地のはじまり格好良かった
せまいので棺桶の叩きにくさにより余計たぎった!
いかにひとに当たらないか、かつ、いかに頭と腕を最大限に振ることが出来るのか。身体のすべてを使って私は試行錯誤する、なめられてはいけないと思う。それでもしなやかにこなすという礼儀を忘れずに。
あと墓地のときにいちばん実感するんだけど
下手と上手のノリがやはり違うなと感じる。
そして私は上手寄りの住人なんだなと思う。それは少しさみしい。いつでもどこでもいろんなとこでたくさん楽しみたいからそういうこだわりを持ちたくないのだけれど、居心地は良かった

朱色はすごいかなしい歌なのかなって思ってて、
でもかなしいだけではなくて変な希望みたいなものがあって、でもやっぱり不穏で、
すっごく格好良くてどこか不安定な曲だから素敵
最初は、曲がとても格好良くていいって思ったんだけど歌詞に違和感しかなかったんだ。
まいこちゃんのこと全然すきじゃなかった。
私が「ボク」ならこんな女全然すきじゃねえなと思う。
でも今はすきな歌詞だよ。
大予言の曲はあれだなー、危ういバランスの曲が多くて、やっぱり全部だいだいだいすき超愛してるすぎる。


茶番
夢の中に入れる装置の軽量化。
「カラフルにいっぱいぶつぶつを描きました」が良かった。
しかしジョーさんの妹キャラは歴史に残るおっかなさでしたね…
ばばあの、「最後の人にしてけろ」という台詞がとても良かったな。
(メモ: ぶうさんはツンデレがすき)
からの雪のターンがすごすぎたけどアナ雪みたことなくて分からなかったけど目に見えるようで良かった。
んーあれこれは…白いテレビ…?と思ったらランボーでした!
ランボーはいつも間が良い。
今週はランボーずっと聴きたいなーと思っていたのでうれしかった。
白いテレビからのランボーなんて最強じゃない!
モリヤマさんのドラム良いと思った。
ぐれいを歌うユッチャンも最高でした。
ランボーのときのぶうさんのやらかしてる感がすっごくすき!

ししゃも気持ち良かった
頭の振り方いつも変えてるけど最終的にどれだけ早く振れるかみたいになっていく。
ここでぶうさんが俺は疲れたって言っていて、私はまだまだだったからすみませんって思ったけど今思ったら完全にアナ雪のせいじゃねえかそれ
「ホンモノのバンドを見せてやるよ!」
そう、敵はいつでもどこにでもいる!

たぶんこのへんで隣の子が、途中でメガネを落としてしまったようで…しばらく探したのに無かったから少しハラハラした。誰かがすぐ拾っててくれたのなら良いけどなあ。ちゃんと見つかったかな……
でも最後、ちゃんと見えた?大丈夫?と聞いたら、楽しそうに大丈夫だと言っていたしとても楽しんでいたように見えたので良かった。壊れたりなどせずに無事な状態で見つかっていますように。

コドナ釣り人だった!初めてやったよ釣り人!楽しかった。
ぶうさんは、いっちゃってる前の顔してて良かった
みんなが順番にぶうさんに頭叩かれてて良かった。
好!のタイミング間違えまくった!
絶のひと間違えてぶうさんがとても喜んでたのが良かった。

茶番
小暮って言ってまさか…?と思ったらまさかのバスケ茶番だったのでたのしかった。
ミドさんはミッチーだったんだけど、流川で緑川って名前にしてたら(アニメ的に)ぴったりだったけども、と考えるおたくです。
でもやんちゃなミドさんがとても良かった。

ぐずぐずな入りでのUSJだった
USJはオロチに似ている
でももっと強い。
今日はとても楽しんだ!
手を叩くとこはなるべく手をまっすぐ上にした方が肘がぶつからなくて叩きやすいと思うのでそうしているけど身長差とかもあるよなあー

掌のときぶうさんが一瞬はけて
そのときのステージ上の安心感がすごいなと
ヴォーカルをみんな信じていることが伝わってきて
で、ぶうさんは出てきてからも、しばらくズボンをわさわさしていたので、これは…壊したな…と思ったんだけど案の定ケツが裂けたそうです。がんばれ、ぶうさんの衣装!衣装の分際で負けてんじゃねえ!あと少しだからがんばって…!
夜の片隅のところで指揮してるのすき

バンギャルラ入る時最近ずっと「ラストー!」っていうね。ラストスパートだから気合い入れろってことかと思うけど。
じょのギターすげー格好良かった。
ぶうさんの入り込み方がすごくすきだ
私はぶうさんの、ああいう顔が観たいんだ
ギターソロのクラオカさんは驚くほど身体が静止していてそれがいつもすごくすき
音の銃弾を静かに、確実に打っている。ズキュウン!
そのあとの頭が特に振り甲斐があってたまらない。
昨日のバンギャルラはすごくどきどきした。

メモ: 夢見がちなぶうさんの顔面は80点。歌が75点なのがじわる

ぱやぱやのときモリヤマさんはドラム覚えつくしたって言ってて、またモリヤマさんに感謝した!
とても力強いぱやぱやだったと思う。
えんそくは、歌っていることが本当にずっと変わって無いなと思う
そこの大事な「点」のひとつに、ぱやぱやがある。
点が線を繋いでいく。そして狂い咲いて、「今のえんそく」がある。

「泣いてる場合じゃねー!」と1999年はじまった。
私は、えんそくのライヴで泣いた事ないな
感動してぶるぶるすることはあっても、もっとなんていうか、笑顔がもうこれ以上作れないよー!っていう感じになるから。
今日の「どこにいるんだー!」は最高だった。
とても気持ち良さそうだった。
すべての祈りが詰まっていた。

ゴードン入るところがすごく格好良かった。
なんだろうな、顔とかかな、ビシッ!とキマっていて。
一旦停止のとこで、ぶうさんが、俺は死ぬかもしれないというようなことを言い始めて
「死んだら灰を月にまいてくれ」というので私はそれをオメメキラキラしながらきいていた。
そして来月のことを考えていた。鋼鉄の機関車になってまわりながら、ずっとその言葉を反芻していた。
ぶうさんと「死」という言葉のアンバランスさにトキめいていたのかもしれない。
とても近くて、最も遠い言葉な気がする。
死に対するぶうさんの思いは人よりもずっと強いと思う。

最後のえんそくで、ぶうさんはへとへとだった。
ひとりで電車してて良いなって思った。
今日の自害はピストルだった
ピストルは似合うなと思う。
首吊りのときはイメージに合わないけどそれもまたアンバランスで良さがある。
腕や首を切るときは、いさぎが良すぎて、突き抜けた格好良さ。
でも、何も無くただ冷たいような目で見降ろしているときがいちばんすきかな。
最後「疲れたー!」って言っていたのがうれしかった


ガンダーラはMと大天使!
去年末の大阪のMをまた思い出して震えた。
立派な戦闘員として誇らしく腕をかかげてすべてをささげることが出来ているときの自分は少しすきになれる。

「戦闘員に安息を」といって大天使
この曲に言葉はいらない

パン祭りの話がとても良かった。
まあ…「パン祭りの話」では無いんだけどさ!
ハート送ってしまうところだった。


最後、銃声と共に、倒れた。
絶対的存在の死だ
私はそのときなぜだか、ため息がでるほどうれしいと思った。


「君ともう一度会う為に」、死んだ男はぐるりとまわって再び出会える時がくるでしょう。
総統閣下、と言ってみんなが駆け寄ってきたが、死んだのは、まぎれもない「ぶう」さんだ。

絵日記の絵だけ描く

昨日は、バイトの子が来てくれてうれしかった。
池袋サイバーのお話とかしてくれて面白かった。
わたしとは違う生き方をしているひとのお話はとても面白い。
あと、人としてとても素直だから、それがすきだなと思う。

ライヴの前にもとてもうれしいことがあって!
みのりさんと少しお話したとき
「どちらかというと、581cですよね」と私のことを言ってくださって
いいなと思う。
私は、581c寄りなとこもあるけど、
「疲れ果てた」末に分かりあうというところが違うかなと思う。
私は、分かりあえないことわかってるから、最初から相手の全てを受け入れてしまう癖がある。と思う。
それに、この曲を聴くまで、私に新しい朝が来ることを知らなかった。

ライヴ後の興奮した状態でひととお話するのがとても面白い、
クラオカさん、と私が言ったら、「今日は、ぜんぶ、全員!」と言っていて、支離滅裂なその状態がかわいかった。

昨日死んだのに

こんなところにもじょの優しさを感じるよね
死んだことに悲しみを覚える園児も少なくなかろうから。
「昨日死んだのに。」ウケる~


十川十三
非常に角川臭のするお名前である。患って行こうぜ!
チラシをみて、ツイッターだー!と思ってフォローしたらいきりすぎてひとりめになってしまったので
キリ番ゲッターという言葉が頭によぎりました。すみません。
そこで何かの力を使い果たしてしまった気がして、チケットの抽選外れる気しかしないけど、祈ります。
祈ることしかできないから
ああーすごいな。ここにきて新しい名前の意味わからない最高
怪談とか全然意味わかんない最高。
「さっぱり理解不能」だからこそずっとすきでいられる
分かりあえたと思いこんだ瞬間にひとは駄目になるから。
溶けて一つになったらそれはおいしいバターではない。穴の空いた空虚が出来るだけだ。
だからこその、1と1なのだ。


明け方目覚ましが無くても、いつもの時間に起きてしまう。
「形あるものはいつか壊れゆく。」
という文章が、無性にゾッとして、
それを読んでからまた二度寝した。

二度寝の夢は、死んだ友人の夢だった。
生きている時よりもずっと楽しそうにおしゃべりしていて
笑顔の種類がちがかった。心から笑っている顔だった。
私のいろいろなときの顔の似顔絵を描いてプレゼントしてくれた。
私はそれがとてもとてもうれしかった。
このひとはもう大丈夫なんだなーと思って起きた。
起きてから、そういえばもうこの世に居ないのかーと気づいた。

こんな夢をみたのは、
ぶうさんが昨日の夜死んだからかもしれない。

ひとはみな、生まれる前は「死んだ状態」であると思う。
眠りは死の予行練習である。
ラストスパートとその先の春への気持ちが止まらない。