『ボクラの七日間戦争』-RETURNS- 7日目

新宿東口アルタ前広場 ゲリラライヴ

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ボロボロですみませんが。
V系界隈がおすきな方ならば、去年の暮あたりから出回っているこの紙に見覚えがあるかと思います。
見覚えはあるが、まさか自分と関係してくるとは思ってもみませんで。
やられました。

そうだった。あのひとたちは、こういう人たちでした。

えんそくっていうバンドが心底格好良いということを私はすでに知っているはず。
私が知っているよりも、より格好良く、より颯爽と、大衆の前に現れるえんそくちゃんに、自然と大きな声援が漏れていた。
「かっこいい……!」っていう、ためいきのような言葉がいくらでも口から出てきて止まらなかった。

えんそくは格好良い。
我々はそれを見せつけていかなければならない。
「みせつけてやれ!!」
いつもよりもより慎重に。美しく。曇り空の下、頭を振りみだし、気持ちの悪い動きをして。
アルタ前でやる電車ごっこは死ぬほど興奮した。
我々が「a pen!」と叫ぶたびにざわめきが起こり、総統によるペンのご説明で、そこかしこから笑いが起こる。
ウケてる!ウケてますよ総統閣下~!気分良かった。

「パレードに紛れ込んで」と、通行人を横目に、にやりとしながら歌う総統閣下。
してやったりです。

セトリ
1. 少女戦闘員M、踊る
2. This is a pen
3. UFOが来るまで
4. ゴードン

頭おかしいでしょ。
アルタ前で誰がサークルモッシュをしますかっていうの。これから先もそんなの無いんじゃないかな。
自慢のバンドです。えんそくの4文字、刻み付けられたと思います。
これからもよろしくお願いします。

こんなに人がいたのか。最高かよ。
これの一部になれて、戦闘員として立派に勤め上げられて、私は幸せです。


2016年01月17日 新宿BLAZE

さて、アルタ前の良い準備運動のお次は無料ワンマン。
たくさんのひとに来ていただけて私はとてもうれしい。本当にうれしいって言いながら列に並んで、
何度も何度も後ろを振り返って、人の多さにじーんとする。

「少女戦闘員M、踊る」からのはじまり。
アルタ前での戦闘を経てのMはまた一味違うのだった。とても気持ちが良かった。

「ししゃもパワーX」、最高に胸ぐらつかんで離さない楽曲。
「お前の本命バンドに卒論出させてやる」でおなじみえんそくちゃんですが、
ししゃもにはそんな負けない強さがぎっしり詰まっていて、だいすき。容赦の無い華麗なジョブをお見舞いしてやりましょう。
えんそくは永遠を約束するバンド。たとえそれが嘘でも、嘘を本当にするバンドだから。
その正しさで、世界をねじ伏せていきましょう。

マリオここで来た!会場が広くて、飛ぶタイミングがいつもとちがくて!
いつも以上にしゃがんで、飛んで。
こんなに楽しいことを知りすぎちゃうなんて本当につらくてしょうがないからずっと胸が苦しい。
きっと私は、インザマリオワールドという楽曲に、「つらいなあ」というその一言に、恋をしているんだ。
だからいつもこんなに胸が苦しいのだ。

狂い咲く春も飛んだねえ。たのしくて。ぴょんぴょん飛ぶしかなくて。
アルタ前の、知らないひとたちのことを思い出して、私はまた楽しくて。
この曲も、どんどん色が変わっていくよなーと思う。ライヴでみるのとCDで聴くのと全然違うよね。

そして棺桶を叩くターン!
叩いたねえ~、叩くよねえ~!明日は腕にあざだよねえ~!!
でもこればっかりは我慢できないといつも思います。
私は、思うが。ぶうさんはよく園児の事を「マゾだねえ~」とおっしゃるが
私はどちらかといえばドSだし、でも、えんそくが本気なんだから絶対にそれ以上をお見舞いしないといけないじゃないか、と思うわけですよ。敬意です。敬意と、根性です。負けたくありませんから。売られた喧嘩は買いますよ。変なうごきもするし頭も出来る限り振ります。
力ってのはお互い同じだけ返す方がより上がっていけるもので。螺旋階段のごとく、ネジくれて、その分ぐいぐいと上に上がるんです。
バランスですよね。

「白いテレビ」気持ち良かった。しあわせという言葉がどうでもよくなるくらいの恍惚に満ちていた。
雪が降ってきて、ぶうさんはどうしようも無く気持ちの良い顔をしていて、
呼吸が出来なくて。過呼吸になりそう。
足跡の無い広がる白い世界が見えて。寒いとき、我慢したあとに出る震えみたいな、そういう美しさがあって。
からの「U.F.Oが来るまで」はもう泣きそう、というか泣いてましたし。
ぶうさんももう泣いてると言っていいやつでしたし。
ああ、いま、このひとたちに、とても良い光景を見せてあげられることが出来ているんだ、という確信があって、そのうれしさのあまり震えにつぐ震えでした。
私にとってのU.F.Oはぶうさんですから。

超ゴードン!いやあ待っていました。ゴードンいちばん分かりやすくみなさんに覚えてもらえるからうれしいんですよね。「あの電車の曲」って、どのひとを誘っても言いますからね。
多分、体感として、「駅」にいるひとが、いつもよりも結構な数「電車」になってくれていたように思う。
パワー!で変顔をお見舞いするぶうさんはとても格好が良かった。

とってもマッケンローは、やるたびすきになっていく。
バイクになる4人は最強だなといつも思う。

ツンドラの暴君、すばらしく疲れた!笑
手も足も尻も毛も胸も首も、疲れた!腕はもう上がらない!だって明日はもう無いのだから!
出し切れたと思います。褒めてください。

そのご褒美として「惡のミカタ」が来たからなんかすごくうれしくて笑っちゃった。
「君だけ連れて逃げるよ」という歌詞、私はこれを驚くほど客観視している。
私はこの曲で救われたとは思わない。もっと別の曲がある。
でもやっぱりミカタはミカタなんだ。驚くほどなじむ。響く。
えんそくに救われたし改造されたしえんそく無しでは生きてはいけないと思う。
そしてこの、えんそくの作り上げた「惡」という概念が驚くほどだいすき。なんでかなと思う。
なんでかなあ。

改造人間「人間改造ニンゲン」という曲
やっぱりすっごく切ない。なのに力しか無い。手を叩く前に、バッ!と上に開くところがすごくすき。
あと、思い切り手を上げすぎると、手を叩くのがすごくむづかしいから、手を上に上にあげ、いかに叩けるかいつも限界に挑戦してる。

惡のミカタも改造ニンゲンも、ゴードンと同じくらいの力があると思う。
は、それつまり惡童のススメis名盤
うん、知ってる。

ゴリラの丘やっと来ました。来ましたよね。
すごーーーく気持ち良かった。丘だった。
やはり我々戦闘員は、ぶうさんに、そしてぶうさんの作った頭のおかしなえんそくというバンドに、
とても良い景色を見せることが出来たのだと思った。思ったよ。

そんで「最後のえんそく」。
今日は定番曲ばかりで、それがかえってとても良いと感じる日で、どんどん見せつけたくて、
最後のえんそくもそのひとつで。モッシュするとき上を見上げるのがすきだなあ。照明と汗で、きらきらしてて。
「長過ぎる闇夜に溶けてしまわぬように」このフレーズがすき。
「行きつく先は闇」という箇所もすき。
この曲で、ぽっかり黒い穴が開いている感じがしてこの2つがすごくすき。


鳴り止まぬガンダーラ。いつもより長めでした。
それでも他のバンドよりもはるかに速いのがえんそくのご自慢できるひとつのポイントかと思う。

ブルーハーツ、みんな聴きたかったと思う。
「酒!たばこ!夜更かし!えんそく!」だーいーすーきー!
ああしびれる!

「宇宙大天使土曜日」で、しめるのも、反則。
どうしたって、目頭が、アツくなる。
この曲を初めて聴いたときのうれしさを思い出す。
「うれしい」って思ったんだ。大天使って言葉も今ではとてもしっくりきている。
最高にだいすき。



気持ちの上ではそりゃあ、
1999年のブルース、正しい世界の終わり方をやって欲しかったのもあるが
そうそう、そうでした。
世界はまだ終わっていませんから。

次回予告

無料ワンマンにお誘いし、来るといって本当にちゃんと来てくださったご友人、お知り合い、家族の方々。
ありがとうございます。愛しています。
わたしの愛するバンドをお見せ出来て、うれしいです。自慢なんですよ。自慢なんです。

さてさて次回のえんそくちゃんは
世界の終わりのその先に向けて。
いよいよ3回になりました。1年か…しみじみするよ。私の最高の12か月だよ。まだ終わってないけどさ。
確実に人生ででっかい傷跡が残りまくってるから一生面倒見てもらわないといけないです。

ああ…!この1週間を終えてからの通常ワンマンがどれだけ楽しみでしょうか!
ふるえる!心臓がもげそう!
そうだ、私はこの心臓をえんそくちゃんに捧げてない!へへへそれは死ぬまでとっておこう。
世界の終わりのその先が観たいからね。


そして、さすがに「まだまだ!」とは言えないなあ今日は!すごく身体がぼろぼろ。
おつかれ、私の首と頭、肩や腕、足と腰!
明日のイベントもね、ほら、はずれましたしね、ゆっくり休むし泣いてないし!

終わらない春へ向けてか、明日の天気は大雪だ。
白いテレビがよく映える。


あ!そうだ。
赤紫髪のぶうさん、悩ましいほど素敵だ。
えんじ色?かな?
まあ、何色でもそう言いますけど。
あ、でもねえ良いよね赤は。
初日の整理券の色は「赤」で、それをみてみのりさんが「強そう!」って言ってくれたことがうれしかったんです。

毎日いろいろな色の気分になれたから楽しかったね。


はい。このブログ書くのに何時間かかってんねん。
そうです、
私のすきなバンドは、今日も世界で、世界で一番格好良い。自慢ですよ。