白い雨

白い雨 新装版 (光文社文庫)

白い雨 新装版 (光文社文庫)

赤川次郎は生まれて初めて読んだ。
次郎つえーな!
奥多摩で繰り広げられる殺戮のお話。
人々の心の奥にある厭らしさ、壊れていく人々、
それぞれよく出ていて大変良かった。
おい今度は誰がどいつにどう殺されるんだ〜?というドキドキ感があった。
日頃の鬱憤がまさかこんな形で出てくるとは。
そうすべては…白い…雨のせいなのさ…。というお話だったのさ…。
赤川次郎は、ツエーやつだったんだな。と思いました。
表紙はくまおり純。最近よく見かけるが、目をひく良い絵だと思う。合っていた。