死に切れない程度の悲しさで明日を生きるのだ

砂のようにこぼれていく
何の言葉も出てこなければ
何も生み出さない
感動だけの積み重ねで
擦り切れていく
砂のように、
家のように、
温度の無い音が
ひけないギターが
描けない絵柄が
内側から
最悪の瞬間が
繰り返される


死に切れない程度の悲しさで明日を生きるのだ